積水ハウスが建築累積200万戸達成!!
賃貸住宅業界では管理戸数100万戸の大東建託が業界トップですが、建設業界全般では大和ハウス工業や積水ハウスには及びません。
上位の2社は賃貸住宅も手掛けていますが、それだけでなく分譲マンションや戸建住宅、そして海外事業と建設全般にわたって幅広く手掛けているからです。
ところでハウスメーカーでは最も知名度が高いのが積水ハウスかもしれませんが、積水ハウスが創立50周年前に
業界初建築累積200万戸達成
するようです。
200万戸といってもどれくらいなのか、ぴんときませんが東京23区の世帯数の約半分の住宅を供給する計算になるともいわれています。
このなかには戸建住宅、低層賃貸住宅、分譲・賃貸マンションが含まれています。
もちろん約50年前からの計算なので、当時の建物は築40年以上で、既に滅失したものも少なくないと思いますが、それでもすごいことです。
仮に200万戸中、20%が滅失しているとしても現時点で160万戸が残っていることになり、大東建託の管理戸数100万戸を大きく上回っています。
ところで200万戸達成までの道のりですが、100万戸の達成は1993年で、2001年に150万戸を達成したようです。
ですから最初の33年で100万戸、残りの24年で100万戸といった具合に建築のペースも速くなっているようです。
ところで積水ハウスといえば住宅の品質が高品質といったイメージの強いハウスメーカーです。
ですからどうしても建築費用は他のメーカーよりも幾分高くなるというのでも知られています。
さらに積水ハウスの戸建住宅の場合は、積水ハウスによる周期的な建物チェックがあり、修繕の必要な箇所があれば修繕のお話があるというのでも知られています。
ですから地区10年以上の戸建住宅で、大規模な修繕についての話になると、〇百万円の費用がかかることも珍しくないようです。
ですから当初の建築費もそれ相当の費用がかかりますが、建物を維持していくためのメンテナンス費用も、それなりにかかるということを覚悟していたほうが良いでしょう。
このてんは積水ハウスの賃貸住宅シャーメゾンでも同じことがいえるでしょう。
いずれにしても最もポピュラーなハウスメーカーには違いはありませんが、建物のためのコストがかかるというてんも建物オーナーは認識しておく必要があるでしょう。
追記:積水ハウスについて積水ハウスのウェブサイトには
積水ハウスは・・さまざまな研究開発から設計施工・アフターメンテナンス、リフォームまで、一貫して高い品質、サービスを自社グループで行い、お客様をサポートしています。こうして培った技術やノウハウを生かし、賃貸住宅やマンションをはじめ、街づくり、都市開発や国際事業など、よりよい住環境に貢献する事業を行っています。・・
累積建築戸数
2,468,686戸 (2020年1月31日現在)
引用:https://www.sekisuihouse.co.jp/company/info/outline.html(アクセス日2020/3/13)
と書かれていて、累積建築は2020年で250万戸に達しようとしています。
また上記の分には
賃貸住宅やマンションをはじめ
と書かれていることから積水ハウスの賃貸住宅シャーメゾンにも会社として力を入れていることを伺い知ることができます。