AIスピーカー標準装備で入居率が本当に上がるのだろうか?
最近は徐々にですかAIスピーカーが注目されいます。
このAIスピーカー、スマートスピーカーとも呼ばれ、対話型の音声操作に対応したAIアシスタントを利用可能にしたスピーカーのことです。
現在、多くの人がインターネットを介して音楽鑑賞や調べ物、買い物といったサービスを利用していますが、スマートスピーカーでは、そうしたサービスを、PCやスマートフォンなどを介することなく、「音声」のみで操作できるというものです。
いってみれば手の指による操作の代わりに音声で操作するというものですが、私は全く利用していません。
妻はタブレット相手に「今日の天気は」と尋ねて、今日の天気を音声で聞く時などに、利用しています。
ところで、このAIスピーカー1台あたり5000円~30000円程度と思われますが、賃貸住宅においても、標準装備をする動きがあります。
とりわけ最も積極的と思われるのはレオパレス21です。
2018年1月よりレオパレス21は新築物件にAIスピーカーを標準装備していくようです。
そしてこの取り組みが入居率のアップにつながるとの期待もあるようです。
では本当にAIスピーカーによって、入居率アップにつながっていくのでしょうか。
私個人は現在のところAIスピーカーは使用していませんし、使用したいとも思いません。
私と同じような方も、実際のところ少なくないと思います。
実際のところAIスピーカーが、日本でどれぐらい普及するかはわかりません。
商業界では様々な新製品が開発され世に送り出されますが、普及が期待されながら、あまり普及することもなく終わってしまったモノは数多くあります。
一方で、携帯電話やスマートフォン、そしてタブレットなど爆発的に普及したものもあります。
ではAIスピーカーはどうなるか・・。
ところで賃貸住宅に装備することになると、多くの場合、その費用は家主負担になることでしょう。
ですから設置費用や修理費用、交換費用なども家主が負うことになります。
勿論その分を家賃を高くして取り戻すことができれば良いのですが、AIスピーカーの必要性を感じていない人にとって、どれほど魅力的に思えるのでしょうか。
今後はAIスピーカー装備の物件とそうでない物件にどれほどの差があらわれていくのか注目です。