小規模マンションオーナーの日記


4月 18, 2024

需要と供給で家賃が決まる 人気エリアでも家賃が下がるのは供給過剰が原因?


筆者の妻の実家があるのは、香川県のとある田舎町です。

そしてこのエリアでも人口減少が深刻な問題になっています。

もちろん近年は、田舎暮らしに憧れる都会の若い世代が移り住んできて、こうした若い世代を町全体で歓迎しているということもあります。

 

ところでこの町には1つのスーパーがありますが、このスーパーの商品の価格を見ていきますと高い、高い・・のです。

というのか筆者が住んでいる市街地のある大型スーパーの商品の価格と比較してみて高いのです。

どうしてなんだろうと思いますが、どうやら市場原理で、田舎のスーパーは競合するスーパーがないために、価格を高くしてもお客が付いて売れるために、価格を高くしたままにすることができるようです。

一方で都会では、競合するスーパーがあるために、どうしても客付けのためには価格面で優位になるために、商品の値下げを行っていかなければならないようです。

ところでこの市場原理ですが、賃貸住宅の家賃でも、どうやら同じことが言えます。

こんなところにアパートを建ててもといったエリアに、唯一のアパートがあるならば、案外と入居率も良く競合物件もないために客付けのために家賃を下げるといったこともないことでしょう。

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4月 17, 2024

人気のあるエリアでも競合物件が多いと家賃が上がるどころか下がることも


この数年、アパートの建設受注は鈍化しはじめているといわれていますが、しかし入居者需要のあるエリアでは相変わらず新しい賃貸アパートマンションの建設ラッシュが続いています。

もちろん入居者需要のあるエリアの家賃相場そのものはあまり下がっていませんが、しかし競合物件があまりにも多くなっているためか入居者募集をしても、なかなか入居者が決まらないという状況もあります。

筆者の所有物件の1部屋もまさに長期間入居者が決まらない状況が続いたことがあり、募集家賃が怖ろしいほどに下がっていきました。

当初は66000円からスタートしましたが、65000円に下がり、しばらくしてから62000円になりました。

62000円が、この部屋の大東建託の割り出した査定家賃と同額です。

しかしそれでも入居者が決まらないので、ついに大東建託の査定家賃よりも3000円も安い59000円にまで下がってしまいました。

なんと当初の募集家賃から1年もしないうちに7000円も下がってしまったのです。

このように相場家賃とか査定家賃という家賃の基準ともいえるものがありますが、この家賃で入居者募集をすれば、入居者が決まるというわけではないようです。

多くの場合、相場家賃よりも5%以上は安い募集家賃にしなければ、入居者はなかなか決まりません。

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4月 17, 2024

大東建託のDK SELECT入居者様専用アプリ スマホに入れておくことのメリット

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以前のことですが、月に2度の大建託パートナーズによる簡易清掃の日でしたが、清掃終了後には清掃完了のお知らせのパンフレットが投函されていたことがあります。

それとともに今回はDK SELECT入居者様専用アプリのインストールガイドの用紙もいっしょに投函されていました。

よくよく見てみるととても便利なアプリです。

このアプリのメリットは

その1 管理会社からのお知らせが確認できます。例えば定期清掃や、設備点検、各種サービスなどの情報を確認できます。

その2 大東建託パートナーズにメール連絡を行えます。困ったことや、相談などをメールでお問い合わせすることができます。

その3 大東建託パートナーズに電話連絡を行えます。例えば設備故障や、鍵の故障等で万が一部屋に入れなかったりした場合にアプリから即、電話をかけてレスキューの要請を行えます。

その4 地域のおトク情報が配信されます。あるいは確認できます。

その5 各種手続きを行えます。例えば家賃の確認、支払い方法などの変更が行えます。

ざっとこういったメリットのあるアプリで、入居者ならばぜひともスマホにいれときたいアプリです。

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4月 16, 2024

大東建託がリフォーム事業 競合他社にとって脅威?


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賃貸住宅も大手によるシェア拡大が始まる?

日本が高度成長期からバブルの時代を迎えようとしていたころ、

日本の大手銀行も顧客獲得に懸命に動いていた時代があります。

当時、大阪に本店を置く住友銀行は、猛烈な東京侵攻を行い、富士銀行の顧客を随分と奪ったという話があります。

一方それに対して富士銀行も大阪侵攻をかけたものの、バブルが弾けた結果、富士銀行は無理な大阪侵攻のためか、巨額の不良債権をかかえてしまうことになります。

業界ではSF戦争ともいわれていたそうですが、顧客のパイの限界が見えてくると、どうしてもパイの奪い合いのような事が生じてくるようです。

ところでこのような事柄が賃貸住宅でも行われています。

賃貸住宅最大手の大東建託が、他社管理物件のリフォーム事業に乗り出すしています。

2019/5/30の大東建託のニュースリリース「賃貸建物に特化したリフォームサービス「DK SELECT Reform」試行開始 これまで培った賃貸事業ノウハウを活かし2020年度リフォーム事業本格展開へ」によると

近年、少子高齢化が進行し、住宅ストック数が世帯数を上回り空き家問題も叫ばれる中、「いいものを作って、きち んと手入れして、長く使う社会」に移行することが重要であるとして、政府は、既存住宅流通・リフォーム市場の環 境整備を進めています。 住生活をめぐる環境が大きく変わりつつある今、当社もより長期にわたり、オーナー様の安心・安全・安定した賃貸 事業をサポートするため、これまで培った賃貸事業ノウハウを活かしたリフォーム事業への参入を決定しました。 また、リフォーム建物がいずれ建て替え時期を迎えた際は、より最適な建て替えのご提案が可能となります。

dkselectreform_0530.pdf (kentaku.co.jp)

と報じました。

 

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4月 16, 2024

賃貸住宅 管理会社が修繕のために動かない どう対処する?


筆者の知り合いは、家族で賃貸の戸建住宅に住んでいます。

とても広い木造の戸建住宅ですが、築年数が経っているためか、2階が雨漏りするんだそうです。

そこでこの賃貸住宅の管理会社に、その雨漏りを修繕してほしいと言ったそうなのですが、なかなか修繕に来てくれないとのこと。

「もう1度、修繕について言ったらどうですか」と言ったら、何度も言うのも、おっくうなので現状で我慢するとのことです。

この管理会社ですが、地元に昔からある不動産屋で、幾つかの物件の管理を行っていますが、修繕の依頼を聞いたもの忘れてしまったのか、面倒くさくて後回しにしてしまい、うやむやになってしまっているのか、それはわかりません。

さらに数年前の暴風台風で、近所の比較的に新しい賃貸マンションのベランダの外壁が、あちらこちらで傷んだマンションがありました。

どちらかといえば上階の方で損傷しており、修繕工事を行うにしても大変だなあと思いましたが、なかなか修繕が行われません。

外からその損傷が、よく見えるので、速やかに修繕したほうがよいのにと思っていましたが、あの暴風台風から11カ月が経過してから、ようやく修繕が行われました。

どうして遅くなったのかは、わかりませんが、ようやく管理会社が動いたようです。

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4月 15, 2024

騒音トラブル 大東建託パートナーズはどう対処している?

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管理会社からのお願いずっと以前の日曜日の晩のことでしたが、下のほうから工事をするかのような音が聞こえてきました。

多少は気になるレベルの騒音でしたが、20時~22時ごろのことで、就寝時間ではないということで、気にしないことにしました。

実のところ、筆者の小規模マンションでは、近いうちに退去者がいることを、大東建託パートナーズのオーナーのためのマイページで知っていました。

それで音のする方向からすると、その退去予定者のお部屋からのようなので、どうも引っ越しの準備等で、何かを剥がすために生じている音だと思いました。

なのでおそらくは引っ越しまでの一時的な事柄なので、目くじらを立てないことにしました。

ところでその後の火曜日の朝のことですが、1階の集合ポストの下に置いている不要チラシ入れに1枚の大東建託パートナーズからの協力のお願いの用紙が捨てられていました。

どうやら入居者の1人が、この協力のお願いの内容を見て、すぐに捨てたようです。

そこでその用紙を拾って、その内容を見てみると

なんと

最近、音による騒音の苦情が多数の部屋より受けています

という内容です。

さらに見ていきますと、「この度、とんかちで叩いているような音が頻繁にすると連絡が入っています。」

と書かれています。

これを読んで、日曜日の晩のことだと思いました。

そして多数の部屋からの苦情があるとのことですが、どの部屋からの苦情だったのでしょうか。

大東建託パートナーズに尋ねてみたいものですが、プライバシーにもかかわるかもしれないのでやめときます。

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4月 14, 2024

たくさんの空室に悩まされても管理会社が変わるとたちまち改善?


筆者の所有物件があるエリアに、ファミリー向け賃貸マンションがありますが、半年前は70~80%が空室となっていました。

このマンションですが、決して管理が行き届いていない荒れ放題のマンションではありません。

しかし非常に入居率が悪い状態が続いています。

その後、マンションの管理会社が変更になりました。

新しい管理会社は地元ではよく知られた、私鉄系の不動産会社です。

するとしばらくすると空室が埋まりだし、空室も1~2部屋程度までに回復しました。

どのような施策が功を奏したのかはわかりませんが、やり方次第で、随分と変わるものだと思いました。

ところで、このマンションもそうですが、空室だらけの物件を大きく変化させることは可能のようです。

このてんで日本経済新聞2013月4月27日の「不動産投資は楽じゃない 「勝ち組大家」の汗と涙 」という記事には空室だらけの物件をいかに満室物件へと変化させたかの実例が書かれています。

記事によると

「株式など市場と向き合うしかない投資と違い、自分好みに物件自体を変えたり、営業を工夫したりして、リターンを大きくできるのがいい」と話すのは東京都の兼業大家、・・さん(39)。10年に購入したのは埼玉県小川町の「廃虚寸前」のアパートで、空室率は75%。しかも直後に床下浸水が見つかったり、入居者が亡くなったり、厳しいスタートだった。そこから部屋を家具、家電付きに一新。「出会った人全員がお客さんだと思って」営業を続けた。全8室が埋まった今も2週に1度は小売店勤務を終えた後、往復3時間かけアパートの掃除に行く。

引用:不動産投資は楽じゃない 「勝ち組大家」の汗と涙

と書かれています。

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4月 13, 2024

賃貸住宅経営 手数料を支払ってでも管理会社にお任せするのはなぜ?


今の時代、不動産管理をすべて自分で行っている大家さんがどれほどおられるのでしょうか。

確かに、管理会社に不動産の管理を任せると、家賃の5~10%が手数料としてもっていかれます。

一括借り上げで不動産管理を任せているのならば、家賃の10~15%ほどが手数料としてとられます。

しかし手数料をとられたくないとの思いから、すべてを自分で行うならば、相当の労力が求められます。

 

では実際には管理手数料としてどれぐらい支払っているのでしょうか。

仮に6戸所有、家賃5万円とすると月額の家賃は30万円。

30万円の5%は1万5千円となります。

ということは1年で18万円を管理会社に支払っていることになります。

ではそれぐらいの不動産管理手数料に見合うだけの仕事を行ってくださっているのでしょうか。

 

管理会社の業務を取り上げてみますとまずは

入居斡旋の仕事があります。

そのためには募集図面の作成の仕事があり、他の業者にも情報提供し、入居斡旋を行ってもらう場合もあります。

さらには部屋の鍵も管理し、他の業者で入居希望者が見つかるならば部屋の内覧の準備もしなければなりません。

そして入居審査(保証人の審査や家賃保証会社の審査を通すことも含む)があります。

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4月 13, 2024

ソニー生命保険の変額保険の世界株式 ずば抜けて優秀なファンド!!


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貯蓄性の生命保険に加入することはマンションオーナーにもメリットがある。

かなり昔のことですがソニー生命保険の変額保険が、良い保険という評価があったので、ソニー生命の変額保険に加入しました。

当時はまだ筆者も小規模マンションオーナーを将来することになるとは、まったく考えていない時でしたが自宅近くの喫茶店でソニー生命の男性営業担当の方と契約を交わしました。

それからかなりの年月が経って、その男性営業担当の方から、会って変額の保険の運用についてお話したいと連絡が入り、今回は自宅に招いてお話を聞くことにしました。

この会った時に、投資や金融の話になると当時よりも随分と勉強されているような感じで、いろいろと勉強になりました。

 

ところで

ソニー生命の変額保険は

ネットで支払った保険料の運用の仕方を変更させることができます。

年間で12回までです。

そして債権や株式、世界債権や世界株式などに分散投資をすることができます。

ところで今回、訪問された目的の1つは、筆者の運用が悪いわけではないものの、もっと資産を増やせるような仕方での運用を提案するためのものでした。

実は大部分を日本債券で運用していたのですが、それでは解約返戻金も十分には得られないということです。

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4月 12, 2024

ホームメイトと東建コーポレーションは同じ会社だった!!

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ホームメイトという不動産屋さんについては聞いたことがある方も少なくないと思います。

入居斡旋のための不動産屋さんで駅前などに店舗を構えていることがあるようです。

ところでこのホームメイトが実は東建コーポレーションのグループ会社というのか、入居斡旋部門のようなものだということはあまり知られていないかもしれません。

大東建託が、入居斡旋担当をしているのが大東建託リーシングですが、この場合は大東建託リーシング=大東建託の会社とすぐに連想できるのとは違っています。

ところで東建コーポレーションも、業績を拡大させている建設会社ですが、大東建託とよく似たようなビジネスモデルを展開している会社のようです。

多くの場合に、地主さんにアパートマンション経営をもちかけるというビジネスのようです。

ところでホームメイトそのものは、東建コーポレーションの物件のみを扱っているわけではありません。

大東建託や積水ハウスの物件も扱っています。

もちろん東建コーポレーションの物件を優先的に扱っているようです。

ところで東建コーポレーションの物件の住み心地はどうなのでしょうか。

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