リストラを加速させる銀行 何が起きているのか(+_+)
アパートマンションオーナーの多くが銀行からアパートローンをかりているのではないかと思います。
なくてはならない存在の銀行ですが、最近は銀行にも異変が生じているようです。
このてんについては以前の記事
の記事でも書きましたが、本来は主な収益源の1つになる住宅ローン事業から撤退する方向に進んでいるのです。
その後、みずほ銀行も東北地域での住宅ローンの新規受付を停止することも明らかになりました。
一体何が起きているのでしょうか。
このてんで産経新聞2017年11月19日の「誰が日本の銀行を殺すのか」という記事のなかで論説委員の井伊重之さんは
インターネットの普及と日銀のマイナス金利などで銀行の収益基盤が急速に毀損(きそん)しているからだ。薄利多売の支店網を全国の駅前一等地に構える銀行のビジネスモデルは立ちゆかなくなっている。
引用:誰が日本の銀行を殺すのか
と述べておられます。
これによると原因は
インターネットの普及と日銀のマイナス金利で
収益基盤が毀損していることにあるようです。
インターネットの普及によりネット銀行が登場しネット銀行との競争を強いられるようになり、支店を持たないネット銀行のほうが有利なサービスを提供できること、さらに低金利のために、ローン事業において、十分な収益が得られなくなっているということなのでしょうか。
たしかに駅前の1等地に銀行が数行も、支店を構えているのが駅前の普通の景色のように感じていましたが、その反面、かかるコストもそれなりにかかっています。
しかも近年は昔と違い、支店を利用する方も少なくなっているように思います。
というのもインターネットバンキングが利用できるようになり多くの方が、振り込みなどはインターネットで行うようにもなってきたので、わざわざ銀行にまで足を運ばなくてもよくなり、銀行に設置されているATMの利用者が減っている、つまりは支店の存在意義が薄れていっているようにも思われます。
それゆえに上記の産経新聞の記事には
薄利多売の支店網を全国の駅前一等地に構える銀行のビジネスモデルは立ちゆかなくなっている。
というのです。
今後、支店数を減らし、取引銀行の支店がなくなったり遠くなったりするのは、さみしいことですが、時代の流れには逆らえないのかもしれません。