銀行の投資信託がさえない どの投資信託を選べばよい?
最近ですが、投資信託の成績が公表されました。
それによると銀行が扱っているファンドの成績が思わしくないということが明らかになりました。
もちろん中には好成績を収めているファンドもありますが、しかし多くのファンドで顧客に損失を与えているというのです。
思い返してみると銀行が投資信託を扱えるようになった時、銀行のことだから、きっと厳選された好成績を収めるファンドを販売するに違いないと考えた方も少なくなかったと思いますが、現在のところ期待が裏切られているようです。
筆者もアパートローンを借りている、りそな銀行から勧められてラップファンドを購入しました。
本当はあまり気が進まなかったのですが・・。
銀行との付き合いから購入しました。
R246というラップファンドです。
このラップファンドですが3つのコースがあるのですが、安定運用、やや成長運用、成長運用ですが、私の場合は安定運用を選択しました。
債権を中心に運用するコースです。
毎月1万円ずつを積立ていきますが、購入を始めてから1年になりますが、やはり元本割れが生じています。
1000円~2000円程度の元本割れです。
あまそれぐらいの損失でまだ収まっていると積極的に考えることができるのかもしれません。
それにしても銀行が販売するファンドですが、なぜこんなにも振るわないのでしょうか。
どうやらその原因は、高い信託報酬にあるようです。
投資信託の専門家によると信託報酬は0.3%以下のものを選ぶのが重要と言われる方もおられますが、銀行が販売するファンドの多くは信託報酬が0.3%を超えているのです。
実際のところ筆者が保有しているR246も0.6%以上の信託報酬となっており、他の2つのコースはさらに高い信託報酬が設定されています。
おそらくは銀行が販売しているもので、信託報酬が0.3%未満のものは、シンプルなインデックスファンドぐらいではないかと思われます。
それにしても近年は低金利のために経営が厳しくなっているとも言われる銀行。
投信販売が収益の1つの要にもなっているとも言われていますが、顧客に損失を与えていることが多いようならば考え物です。
筆者もR246を購入し始めて1年になりますが、そろそろ損失確定で解約しようかなあとも思っています。
追記:意外かもしれませんが、好成績をおさめているファンドにはインデックスファンドが少なくないようです。
インデックスファンドについてウィキペディアには
インデックスファンドとは、ファンドの基準価額がある指標(インデックス)と同じ値動きを目指す運用をする投資信託のこと。パッシブファンドとも呼ばれる。
通常当該ファンドがベンチマークとする株価指数に採用されている銘柄群と全く同様の銘柄構成[1]を採り、各企業の株式のファンドへの組み入れ比率も株価指数への影響度に比例した割合となる。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/インデックスファンド(アクセス日2020/6/11)
と書かれており、単純に株価指数等と連動するファンドのことです。
なので複雑で高度な運用を必要としないので、信託報酬は低くなっています。
実のところ銀行もインデックスファンドを扱っており、銀行の投資信託商品に投資するならば、インデックスファンドを検討してみられるのはいかがでしょうか。