小規模マンションオーナーの日記


4月 16, 2022

賃貸住宅経営 学生賃貸があてにならない時代になってきた?


ウイズコロナの時代にあって、以前になかったような社会の変化が生じています。

その1つが、学生賃貸のようです。

このてんでZAKZAK2020/8/17の「大学の遠隔授業導入で…賃貸物件の需要激減も?」という記事には

東京の大学に入学した地方出身の1年生は、高い家賃を払うワンルームマンションやアパートではなく、地方の実家で生活しているケースも多いだろう。2年生以上も、東京にいてもほとんどアルバイトがないので、実家に帰っているかもしれない。4年生の就活も、面接がパソコンを介してだったりしている。つまり、テレワークが普及すると、学生は、大学に毎日通える場所に住まなくてもよくなるかもしれないのだ。・・月に1回や2回の登校で済むのなら、大学の近くに借りる必要性はなく、それこそホテルや民泊を利用すればいい。ということは、今後、大学でのテレワーク講義の導入が進むにつれ、周辺エリアの賃貸物件の需要は激減する。

引用:https://www.zakzak.co.jp/eco/news/200817/ecn2008170001-n1.html(アクセス2020/8/19)

と書かれていました。

アパート画像

レオパレス21管理のアパート。

このようにこれまでは学生賃貸は大きな大学があるエリアにおいては、有望なビジネスとなっていました。

とりわけ近年は

昔はデメリットだらけの学生賃貸 今は有望市場!!

という記事にありますように

その理由の1つが、外国人留学生の増加です。 留学生なので、どこかで賃貸暮らしをしなければなりません。 しかも資産家のご子息であるならば、多少家賃の高い物件でも賃貸してくれます。

さらに別の理由として、少子化によって親が子供にかける費用を惜しまなくなったというてんもあるようです。 親としては子供に快適な学生生活を送ってほしいとの願いから、多少家賃が高い物件でも十分に支援してくれる傾向があるようです。 こういった理由で、今は学生賃貸が有望視されているようです。

ということで学生賃貸は有望だったのですが。

 

しかし新型コロナウイルスまん延で、思惑が外れてしまったようです。

まず外国人留学生が、来日できなくなり、外国人学生需要がほぼ0になっています。

このてんではレオパレス21の物件が大きな影響を受けているようで、入居率が80%割れになっています。

さらにオンライン授業の定着化で、賃貸住宅に住まなくてもやっていけるケースも増えていきそうです。

 

つまりはウイズコロナの時代にあって、以前になかったような社会の変化が生じています。

その1つが、学生賃貸のようです。

、大学生依存の賃貸住宅には大きな影響がでる懸念があるというのです。

 

新型コロナウイルスのまん延は、2020年が始まったころは想定外の事柄であり、年初は前途が明るかった学生賃貸に突然に暗雲が垂れ込めたといった感じなのかもしれません。

 

例えコロナが収束しても、今後はオンライン授業の活用などで、昔のような学生賃貸需要が生じるかどうかは不透明です。

マンション経営 大学生依存の賃貸にはリスクがある

 

 

 

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