銀行の融資条件は変化する
アパートローンといえば以前はスルガ銀行が評判になっていました。
アパートローンにとても積極的で、地方銀行でありながら、全国展開を目指す銀行、そしてアパートローンの審査、融資が迅速、しかし金利は高めといったところです。
それで、なかなかどこからも、融資してもらえない時にスルガ銀行が頼りになったという方も少なくないと思います。
しかしスルガ銀行も融資条件は変わってきました。
というのも2012年以降、築古木造住宅に対しては融資を出さなくなったというのです。
一方でオリックス銀行は築古物件についても積極的に融資しているといわれています。
場合によっては法的耐用年数を20年超えても融資してくれる場合があるともいわれています。
他にも有力な地方銀行で、アパートローン融資に積極的で、しかも金利も低く抑えている銀行があるといわれています。
つまり銀行といっても、その銀行の経営方針によってアパートローンに積極的なところもあれば、あまりそうでないところもあるのです。
例えばスルガ銀行の融資条件が厳しくなったという件ですが、その理由として考えられることは
・目標としたアパートローンの取引量を達成した。銀行というところはノルマ社会で、各支店あるいは行員にノルマが課せられます。ノルマ達成のためには条件を緩くしたり特典をつけるなどして、とにかくノルマ達成のためにはできうる様々な手を尽くします。
・貸し倒れが多発し、貸し倒れリスク軽減のために条件を厳しくした。銀行というところは、とにかく貸し倒れを嫌います。そのために融資の前に審査しますし、融資後もしばしば財務状況などにチェックを入れます。貸し倒れが多発した場合には融資条件を厳しくするなどの経営方針の変更などが行われることでしょう。
こういった理由が考えられますが、とにかく時代、時代に応じて銀行は融資条件を変化させてきます。
なのでアパートローンを受けたい場合は、その銀行がアパートローンに積極姿勢かどうか調べてみることができるでしょう。
その銀行のホームページを調べれば、アパートローンに力を入れているか、そうでないかをある程度知ることができます。
ホームページでアパートローンについて大きく詳細に取り上げているならば、アパートローンに積極姿勢の銀行ということで、比較的、有利な条件で融資をひくことができるかもしれません。