小規模マンションオーナーの日記


4月 07, 2020

コロナショックがテナント賃貸を直撃


コロナショックによって経済の混乱が続くなか、賃貸住宅オーナーには今のところ、影響のない方も少なくないかもしれませんが、今後ジワジワとなんらかの影響が生じてくるかもしれません。

リーマンショック後のあとは、派遣切りが続出し、とくに1Kの部屋の退去が相次ぎ、入居率が急落し、家賃相場が急落したエリアもあったようです。

ところで今回のコロナショックですが、前回のように派遣切りによる入居率の低下、家賃相場の下落も生じるでしょうが、それに加えて生じるであろう重大な懸念があります。

それは

テナント賃料相場の急落

です。

驚くべきことに、あの有名メーカー、アディダスについてロイター通信2020/4/2には「アディダス、新型コロナで賃貸料支払い中止方針を謝罪 批判殺到で」という記事のなかで

[ベルリン 1日 ロイター] – 独スポーツ用品大手アディダス(ADSGn.DE)は1日、新型コロナウイルス感染拡大を背景に店舗の賃貸料支払いを中止する方針を巡り謝罪した。
アディダスは先週、新型コロナ流行によって店舗が営業停止を強いられていることを受け世界の店舗で賃貸料の支払いを止めると表明。批判が殺到していた。

引用:https://jp.reuters.com/article/adidas-stores-idJPKBN21J63X(アクセス日2020/4/4)

と報じました。

あのアディダスもコロナショックで多大の打撃を受け、テナント賃料の支払いを中止しようしたとは・・(批判が殺到したために結局は支払うことになったようですが)

しかしこのことはアディダスよりもコロナショックによる打撃を受けている事業者がテナント賃料の支払いができなくなるケースが相次いでいることを示唆しているようです。

実際のところ飲食業、旅行業、観光業、交通系の業種は、客数の激減により大きな影響を受けており、今後それらの事業者が入居しているテナントの解約が相次ぐ可能性があります。

 

このてんで賃貸住宅最大手の大東建託は2020年3月時点で約35000戸のテナント賃貸を扱っていますが、そのうちの幾らかは賃料未払、そして解約へと追い込まれる事例も続出するのではないかと思われます。

とくに一括借り上げによるテナント賃貸の場合は、賃料の未払は大東建託への損失となりますので、テナント賃貸を多くかかえた大東建託パートナーズの支店の担当者は頭の痛い日々を送っているかもしれません。

 

今後は大東建託は月初めに毎月の月次業績速報を公表していますが、テナント賃貸(事業用部屋)の入居率の推移を注視していきたいと思います。

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