生命保険会社から突然の電話 コロナショックで運用状況が・・
賃貸住宅オーナーと生命保険というとあまり関係がないように思うかもしれません。
しかしオーナーが亡くなれば、遺族、とりわけオーナー業を継いでくれる遺族にまとまった資金を提供できますし、全く無関係というわけでもありません。
また裏技的に大規模修繕費用の積立のために、貯蓄性のある生命保険に加入して、毎月、高額の保険料を支払い続けて、大規模修繕のためにまとまった資金が必要な時に、解約して解約返戻金を修繕費用にあてるという方法もあるようです。
この方法のよいてんは生命保険に加入している間は、生命保険料控除によって節税を行うこともできるというてんです。
ところで私も小規模マンションオーナーになる以前にソニー生命の変額保険に加入していました。
この変額保険についてウィキペディアには
変額保険(へんがくほけん)とは生命保険のうち、外国為替取引や投資信託の仕組みを取り入れ、死亡保険金額や解約返戻金、満期保険金の額が運用に応じて変動する投資型の生命保険商品をいう。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/変額保険(アクセス日2020/3/15)
と書かれていますが、変額保険とは、生命保険の一種ですが、投資信託等で運用し、死亡保険金額や解約返戻金等が変動するというものです。
このてん他社の変額保険については知りませんが、ソニー生命の変額保険は
・運用にかかわらず死亡保険金額は保証されており、運用がよければ当初の死亡保険金額を上回る金額の保険金を受け取ることができる。
・株や債券等のポートフォリオをネットで変更することができる。(1年間で12回まで)
というてんがあります。
保険会社としては、保険契約者の運用状況をチェックし、時々アドバイスすることもあるのですが、今回もコロナショックで、世界の株式市場が激しく動揺し、私も3割程度を株式で運用していたのですが、かなりの損失が生じていたようです。
そこで突然、ソニー生命の担当者から電話がかかってきました。
「今回はリーマンショック以上に市場が荒れていますけど、この機会に株式比率を見直し見るのはいかがでしょうか。今後、上がるか下がるかはわかりませんが、市場が落ち着くまでは、株式比率を下げるのも・・」
という内容です。
そこでソニー生命のネットサービスにログインして私の運用状況を調べてみようとするとなかなかログインができません。
どうやら他の保険契約者もログインしようとしてアクセスが集中しているような感じです。
そしてやっとのことでログインができて調べてみるとやはり株式の部分にかなりの損失が生じています。
そこでどうするかですが、元に戻ることを期待してそのまま放置するか、ソニー生命の担当者の提案にしたがって損失を確定して、しばらくは株式比率を下げるかです。
そして考えた末の結論は株式の半分を安全資産に移すことにしました。
そして市場が落ち着いた時に、元に戻そうと思います。
それにしても新型コロナウィルス、人命だけでなく人の財産にも襲いかかる厄介な生き物です。