大東建託が週刊ダイヤモンドを訴える
2017年の6月頃からだったと思いますが、週刊ダイヤモンドが5,6回にわたって大東建託を批評するかのような連載記事を掲載しました。
すべての記事を読みましたが、大東オーナーとしては、参考にはなったもののあまり面白い内容ではありませんでした。
そして2017年9月5日の記事の最後に続きの記事が後日掲載されると書かれていましたが、いつまで待ってもなかなか掲載されません。
ひょっとしたら水面下で何か事が起きたのではないかと考えていましたが、どうやらその通りのようだったようです。
大東建託側がやはり動いていたのではないかと考えられます。
そして2017年12月11日に大東建託の「損害賠償請求等の訴訟提起に関するお知らせ」というニュースリリースには次のように書かれていました。
大東建託株式会社は、平成29年12月7日、株式会社ダイヤモンド社(東京都渋谷区・以下ダイヤモンド社)に 対し、平成29年8月21日に同社が運営するダイヤモンドオンライン上で公開された「大東建託現役社員が悩む、 オーナー泣かせの建物管理問題」とのタイトルの記事について、名誉毀損による損害賠償、謝罪広告の掲載、お よび当該記事の削除を求め訴訟を提起しましたのでお知らせします。
という内容のものです。
私もこの「大東建託現役社員が悩む、 オーナー泣かせの建物管理問題」の記事を読んだ時は、幾らかショックを受けましたが、冷静になってみると書かれていることは私の場合にはあてはまっていないとも思いました。
というのもダイヤモンド誌によると、名前を伏した大東建託社員のコメントとして修繕工事が大東建託負担になるフルパーーケージプランの場合は、修繕工事にあまり積極的でないのに対して、修繕工事がオーナー負担になるスタンダードプランになると、営繕のために積極的に行うといった旨の事が書かれていましたが、スタンダードプランの私の場合は、決して大東建託側から積極的に修繕工事を提案を受けたことはなかったからです。
正直いって、私の費用負担でもあの箇所の修繕工事を行ってほしいなと思うことがあるのですが、今のところ大東建託側からは何も言ってきません。
おそらくは大東建託も、とりわけ「大東建託現役社員が悩む、 オーナー泣かせの建物管理問題」の記事の内容を否定できるだけの根拠があり、そのことで争うのではないかと思います。
今回の訴訟提起の結果はどうなるかわかりませんが、おそらくは大東建託側が有利なのではないかと思われます。
物件の修繕記録などを逐一裁判所に提示すれば、週刊ダイヤモンドの内容が??となるのではないかと私は思うからです。
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