大東オーナーには心強いハウスコム!!
賃貸住宅最大手の大東建託の創業者は多田勝美さんです。
現在は大東建託の経営にはかかわっていませんが、なぜ大東建託の経営から身を引いたのかは、様々な憶測が流れました。
例えば、大東建託の地主さんに賃貸住宅を提案していくビジネスモデルに限界を感じて身を引いたのではないかとか・・。
本当のことはわかりません。
ところで大東建託の子会社にハウスコムという会社があります。
賃貸仲介を行う会社ですが、首都圏や愛知県を中心に150店舗以上をかまえる賃貸住宅の仲介を行っている会社です。
大東建託の子会社なので、いい部屋ネットのDK SELECT物件を優先的に仲介しているのでしょうか?
ところでハウスコムの株主ですが2018年3月31日現在
大東建託 51.78%
ハウスコム従業員持株会 8.05%
となっているのですが、3番目の大株主が
なんと多田勝美さんの4.01%となっているのです。
どうやら大東建託の経営からは身を引いたといっても、大東建託グループから全く身を引いたわけではないようです。
もちろん経営に大きな影響を及ぼすことはできないかもしれませんが。
ところでハウスコムの株主ですが、4番以降は、個人の株主が名を連ねていますが、そのなかには、かつて大東建託の経営にかかわっていた方が幾人かおられます。
ということでハウスコムという会社はやはり大東建託色の強い会社ということになるのかもしれません。
ところでこのハウスコムですが今後の成長が期待されている会社でもあります。
というのも全国的には世帯数の減少の影響が生じてくることが予測されているなか、世帯数が将来的にも安定的に推移していくことが予測されている首都圏や愛知県に強みのある賃貸住宅仲介会社からなんだそうです。
さらにはかつては持ち家信仰の影響からか、中堅以上のサラリーマンが持ち家や分譲マンションを購入していたのが、最近は物件を所有することのリスクも認識されはじめたのか、賃貸住宅志向が強まってきているのも追い風になっているようです。
こうしたさなかハウスコムの賃貸住宅仲介件数は
1位 大東建託
2位 ミニミニ
3位 エイブル
ですがエイブルに次いで4位にランクされているとのことです。
おそらくはDK SELECT物件を優先的に仲介していくれているハウスコムの存在は大東オーナーにとっては心強い存在であるのかもしれません。
追記:ハウスコムについてウィキペディアには
ハウスコム株式会社は、日本の不動産会社。首都圏のほか、東海地方、近畿地方、四国地方、九州地方で賃貸仲介業を行っている。2020年3月時点で、全国185店舗(直営店184、フランチャイズ1)を有する。大東建託グループの一角。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/ハウスコム(アクセス日2020/5/22)
と書かれています。
もともとは大東建託の全額出資の会社でスタートしたようですが、今でも大東建託が過半数以上の株式を所有する筆頭株主のようです。
その一方で、大東建託リーシングとは異なる施策を打ち出したユニークな経営が行われており、しかも働き方改革いても、一目置かれるようなことを行っており、不動産会社のなかでは優良な会社ともいえるようです。
そして入居斡旋においては大東建託グループの物件に強いようです。