賃貸住宅のおとり広告
最近では賃貸住宅の部屋を探す時に、インターネットを活用することが多くなっているのではないでしょうか。
そして賃貸住宅の入居者を募集しているサイトは数多くあります。
ところで私の所有マンションは大東建託グループの賃貸物件でもありますが、入居者募集のさいは、大東建託のいい部屋ネットサイトで行われています。
しかし、いい部屋ネットサイトだけでなく、他の賃貸住宅入居者募集サイトでも入居者募集を行っています。
そしてそのことは良いことだと思いますが、時々、大東建託のいい部屋ネットサイト以外のサイトを閲覧していると
現在空室になっておらず、しかも空室になる予定のない部屋の入居者募集が行われていることがあります。
そのような画面を見た時は「?」と思いましたが、ページの更新をしていないからなんだろうと考えていました。
しかし中には家賃などが異なった価格で表示されていて、ちょっと不安になるような事もあります。
この場合はサイトの担当者の入力ミスじゃないのかと考えていました。
もちろん私の考えているとおりの事もあるのかもしれませんが、産経新聞2017年7月20日の「賃貸住宅「おとり広告」対策強化」という記事を読んでいると、興味深い記事が書かれていました。
記事も内容は
賃貸住宅のおとり広告
についてのものですが
半年前にすでに契約済みになっていたり、実際よりも安い賃料を・・記載したりするケースが確認されている。客が広告にある物件の紹介を依頼しても、実際には存在しないので、業者側は別の物件を案内して、契約につなげようとする。
と書かれています。
つまりはこの記事を読んでわかったことは、私の所有物件も、おとり広告として利用されていた可能性があるというてんです。
当初はサイト管理者の不注意による掲載ミスだと思っていましたが、実際は故意に、おとり広告として悪用されていたのです。
不正直な商行為の多い不動産業界ですが、こんなところまで、いいかげんな事がが行われているのかと、呆れてしまいました。
もちろんすべての賃貸住宅の入居募集サイトが、おとり広告を用いているわけではなく、スーモなどの一部の大手サイトは、おとり広告は用いていないとのことです。
そして大東建託のいい部屋ネットでも、おとり広告はありません。