環境に優しい建設会社では積水ハウスが1位評価!!
最近は環境に優しいビジネスが評価されるようになっています。
例えば、環境面で優れている場合は、減税の対象になったり、国や自治体から補助金がでる場合もあります。
ですから企業としても環境面も考慮したビジネスを行うということが1つの課題になっているかもしれません。
このてんでは建設会社でも同じです。
ところで2018年1月23日の積水ハウスのニュースレーター「日本経済新聞「第21回環境経営度調査」 建設業で2年連続首位 」によると
積水ハウス株式会社は、日本経済新聞社が実施した「第21回環境経営度調査」環境経営度ランキング において、2040年までに事業活動で利用する電力の100%再生可能エネルギー化(RE100)やネット・ ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)普及率74%などの温暖化対策、そして、施工現場で建築廃棄物を27 種類に分別し、廃棄物をQRコードで種類ごとに把握するシステム構築による取り組み推進が高く評価さ れ、2年連続で建設業首位を獲得しました。
引用:https://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/datail/__icsFiles/afieldfile/2018/01/23/20180123.pdf
(最終閲覧日2018年4月30日)
と報じました。
そしてこのニュースレターによると温暖化対策としてこの事業活動で利用する電力の100%再生可能エネルギー化(RE100)するということですが、電力会社の原子力や火力による電力に頼るのではなく太陽光発電の電力などの再生エネルギーに100%頼るということになるようです。
本社ビルや事業所などで、まずはそうしていくのかもしれません。
ところで温暖化対策のもう1つの施策であるネット・ ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)ですが賃貸物件オーナーとしてはこちらのほうに関心があるかもしれません。
このZEHですが、みんなのスマートハイムのサイトの「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の記事では
ZEHゼッチとは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略。住まいの断熱性・省エネ性能を上げること、そして太陽光発電などでエネルギーを創ることにより、年間の一次消費エネルギー量(空調・給湯・照明・換気)の収支をプラスマイナス「ゼロ」にする住宅を指します。
引用:http://minsuma.jp/interview/zeh/about/
(最終閲覧日2018/4/30)
と書かれています。
このようにZEHとは省エネ性能を上げて、太陽光発電の電力に頼りつつエネルギー収支をゼロにする住宅のようです。
実際のところ大東建託でもZEH基準にかなった賃貸住宅の建設を行っていますし、今後は大手の建設会社を中心にZEH基準の賃貸住宅が今後増えていくことが予想されます。
もちろん既存の賃貸住宅をZEH基準の住宅に改造するとなると、コスト面で問題があり容易ではないと思いますが、完璧ではなくても徐々にZEH基準に近づくような改造工事ならば行われるかもしれません。
今後の推移を気長に見守っていきたいと思います。