どうすれば銀行の優良顧客となることができるだろうか?
先回のブログでは、アパートローンを借りている、りそな銀行から担当者と支店長が訪問してこられ、金利優遇幅の拡大と、その見返りに銀行の保険商品の加入を勧められ承諾したことについて書きました。
この出来事から様々な事に気づかされ、勉強になりました。
先回のブログでも触れましたが、銀行にとって優良顧客になれば、時には銀行側から金利の優遇幅の拡大を言ってくることがあることを知りました。
金利の優遇幅の拡大の可能性があるならば、少々市場金利が上昇しても怖いことはありません。
もちろん優良顧客であるということは、返済さえきちんと行っていればなれるというわけでもないようです。
銀行からして積極的に営業活動を行える顧客にもなる必要があります。(担当者と一緒にしばしば支店長が訪問してくる場合は、そのようなランクの顧客とみなさているようです。)
例えば銀行の主な収益源は融資ですが、それだけでなく保険商品、投資信託、国債などの販売窓口にもなっています。
さらには最近は遺言信託といった相続にもかかわるようになりました。
もちろん銀行が提供する商品すべてを購入することはできませんが、可能の範囲で協力できればと考えています。
そのようにして銀行にとって積極的に営業活動を行える優良顧客になれるように振舞っていきたいと思います。
ところでこの時に知ることができたのが、固定金利がなぜ時として上下するかについてですが、基本的は10年物国債金利に連動するといことを気づかされました。
というのもこの時の行員との会話の中で、秋以降全体的に新しい賃貸住宅の受注が下火になってきているという話のさいに、銀行の担当者いわく「最近になって10年物国債金利が上昇し、それに連動して固定金利も上昇しているので、少し借りにくくなったのではないか」と言われたのです。
変動金利は短期プライムレートに連動することは知っていましたが、固定金利と10年物国債金利との関係について今回は学ぶことができました。
このように銀行員の訪問は気を使いますが、大家としてはいろいろと勉強になります。