日本国債が暴落しないのにはしかるべき根拠がある!!
日本の国債も1000兆円を超え、政府もありとあらゆる方法で税収アップを図る政策を打ち出し、国の借金削減の方向へと動こうとしています。
しかしなかなか国債残高は減りません。
しかしこれだけの借金がありながら、不思議なことに国債価格が急落することはありませんし、外国人投資家や機関投資家から売り浴びせられるということも、あまり聞きません。
あのギリシャよりも、ずっと多額の借金をかかえているのにもかかわらずです。
というか、それでも日本の国債は安全資産とみなされ、いざという時には買われることも、しばしば生じます。
一部メディアは現状の危機感をあおっていますが、そのわりには国債価格は安定しているように思われます。
そのおかげか、金利が上昇することはなくアパートマンションオーナーにしてみれば助かっているのですが・・。
ところで時事通信2018年1月17日には日本の資産について報じていましたが、それによると
内閣府が17日発表した2016年度の国民経済計算年次推計によると、土地や現預金、株式など国全体の資産から借入金などの負債を差し引いた16年末時点の正味資産(国富)は、前年末比1.6%増の3350兆7000億円となり、2年ぶりに増加した。
と述べました。
なんと日本の正味資産はプラスの3350兆7000億円もあるというのです。
この額だけでも、国債残高を大きく上回っているので、国債の信認が保たれているようです。
それにしても日本って実はスゴイ資産持ち大国なんだと思いました。
今回は時事通信さんが、このような事柄を報道してくれたのでわかりましたけど、一部メディアは国債残高1000兆円、大変だーといったことしか言わないようなので、日本でもギリシャのようなことが起き、さらに金利が急騰するのではないかという怖れが生じることもありましたが、実際はさほど懸念するほどでもないんだということのようです。
ところで時事通信はさらに
負債を差し引く前の総資産の額は、1京496兆7000億円
上記すべての引用:https://www.jiji.com/jc/article?k=2018011701200(閲覧日2018年2月12日)
と報じ、負債も7000兆円ぐらいかかえているてんも明らかにしています。
しかしそれを3000兆円を上回る資産があるゆえに、国債の暴落が生じることもなく、金利も安定しているようです。