小規模マンションオーナーの日記


6月 07, 2018

かぼちゃの馬車融資 半分が回収不能の恐れも😟


アパート画像

比較的安全といわれるアパートローンも焦げ付くことがある。

アパートローン、いわゆる不動産投資のための銀行のローンですが、比較的安全な融資といわれています。

というのも投資物件を担保にすることができるからです。

しかも住宅ローンよりも多少高い金利で貸し付けることができるので、国内収益が主力の地方銀行にとっては、とてもおいしいビジネスでした。

それでこれまでは地方銀行は積極的にアパートローン融資を拡大させてきたわけですが、しかしスマートディズが運営していた「かぼちゃの馬車」物件オーナーへの融資は、焦げ付く恐れが生じてきたようです。

このてんについて産経新聞2018年5月8日の朝刊の「スルガ銀 引当金積み増し シュアハウス融資焦げ付きを懸念」という記事には

スルガ銀は約700人の所有者の大半に総額1千億円以上を貸し出していたとみられるが、スマートディズの破綻や入居率の低迷で保証された賃借料を得られない所有者が続出している。焦げ付きが膨らむ恐れが高まった一方で、土地や建物の担保価値は融資額の半分程度とみられ、・・

 

引用:スルガ銀 引当金積み増し シュアハウス融資焦げ付きを懸念

と書かれています。

このようにスルガ銀行が約700人のオーナーに総額で1000億円以上貸し出していたというのですから、多くのオーナーが1億円以上の融資を受けていたということがわかります。

花画像

スルガ銀行の「かぼちゃの馬車」オーナーへの融資が焦げ付く恐れが生じている。

しかし融資をするさいの土地や建物の担保価値は融資額の半分程度しかないというのですから、スルガ銀行もかなり無理をして融資をしていたのではないかという疑問が生じます。

本来ならば融資ができないような案件でも過度な利益追求のあまり融資をしていたのではないかとも・・。

さらに「かぼちゃの馬車」オーナーも所有物件の資産価値が融資を受けた額よりも、かなり低く見積もられているということは、かなり割高な買い物をしてしまったのではないかとも思われます。

おそらくはスマートディズとスルガ銀行を信じて投資したと思われますが、今では騙されたいたとの思いをもっているオーナーさんも少なからずおられると思います。

いずれにしても今回のケースではスマートディズは破綻、スルガ銀行は焦げ付きによる損失懸念、「かぼちゃの馬車」オーナーは投資したものの収益が得られない、いわゆる投資の失敗と、皆が痛い目に遭っているというトラブルでした。

くれぐれも名前の知れた銀行がかかわっている案件なので大丈夫と思い込まないように注意しなければと思います。

 

追記:あれからしばらく時がたちましたが、かぼちゃの馬車向け融資はどうなってしまったのでしょうか。

経営陣が一新し、新しくなったスルガ銀行、他社の支援を受けつつ経営再建中ですが、かぼちゃの馬車向けについては債権放棄した?

このことは、あまりにも世間を騒がせ、それとともにスルガ銀行の醜態を明らかにする事例でもありましたが、最近は、あまりその後のことがニュースにならなくなりました。

あの事例以降、金融庁も不動産担保融資への監視を強化するようになり、その結果、不動産投資ブームに急ブレーキがかかったような感じです。

スルガ銀行の救済には、都銀の、りそな銀行も有力視されていましたが、結局はりそな銀行は、救済からは手を引くことになりました。

りそな銀行とスルガ銀行とでは銀行の体質も違いますし、りそなの行員さんも嫌がったのかもしれません。

そういえば、りそな銀行の前身の大和銀行が住友銀行との経営統合の話があったようですが、結局は実現しなかったということがあります。

このときも大和銀行行員の抵抗があったのではないかと思います。

スポンサーリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA