小規模マンションオーナーの日記


6月 12, 2017

借地借家法の目的からすると今の時代に矛盾が?

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花画像

素人大家さんが増えている時代に借地借家法に矛盾が・・。

昔は大家と入居者というと、多く場合は大家のほうが経験豊富で、入居者のほうが何もわからずに大家に振り回されるということが多かったように思われます。

当時は賃貸住宅にかかわる法律は民法にあるぐらいで、民法上、大家と入居者は対等でした。

しかし対等といっても経験のある大家は強者で、入居者は弱者という構図で、入居者によっては横暴な大家に悩まされていたこともあったことでしょう。

こういったなか借家法が施行されるようになりました。

そもそも借家法の目的は大家は強者、入居者は弱者と考えて、弱者を守る目的で借地法が施行されるようになったのです。

ですから借地法は入居者を保護する役割を担っていたのです。

しかしこれでは、大家があまりにも不利だということで、多少なり大家の立場に理解を示したのが現在の借地借家法です。

借家法から修正されたてんは定期借家権が認められるようになったというてんです。

例えば大家と入居者が10年の定期借家契約を結ぶならば、10年後に大家は入居者に退去してもらうことができるのです。

この場合は入居者は粘って入居し続けることはできません。

しかしそれでも借地借家法は借家法を多少なり修正したものであり、大きな目的は変わっていません。

賃貸アパート画像

サブリースの代表格の1つレオパレス21のアパート。

つまりは大家は強者で入居者は弱者で弱者である入居者を保護するという目的です。

それで施行された当時はそれで良かったと思います。

しかし時代が流れ、賃貸住宅のスタイルも変化してきました。

最近は入居者側が会社の社宅として借りたり、サブリース業者が入居者となることが多くなってきています。

しかしこうなると大家が強者で入居者が弱者という構図が成り立たなくなってきます。

むしろ大家が弱者で入居者が強者になってしまうのです。

しかも借地借家法によって強者のサブリース業者が保護されていしまうという現象が生じるようになっています。

ですから裁判沙汰になっても借地借家法により、サブリース業者が多くの場合に有利になっています。

これも法律によることなので、仕方のない事柄ですが。 しかしこのてんでも入居者であるサブリース業者が良識のある業者ならば、幾らか救いがあるのかもしれません。

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