テナント賃貸 保育園が賃貸契約してから開園までには半年以上
以前のブログで、私の所有マンション1階で、小規模認定保育園を開設するために学校法人が1階テナントの賃貸契約をしてくださったことについて書きました。
私も保育園制度については、あまりよく知らなかったので、賃貸契約をしてからすぐにでも開園するのだろうと思っていたら、開園までにはかなりの期間があることがわかりました。
大家としては、借りてくれた以上、早く開設して私のテナントが社会貢献するのを見てみたいと思うものですが、開設までには長い期間とスケジュールがあるのです。
まずテナント賃貸契約をしてくださったのが8月下旬です。
そして9月分の家賃から支払ってくださっています。
そして小規模認定保育園開設のためには自治体からの承認が必要で、その承認が得られるのは11月ごろになるというのです。
そして自治体の承認を得るためには、開設場所との賃貸契約を行っておかなければならず、8月には、そして遅くても9月にはテナント賃貸契約を完了させ、保育園の全体の設計を自治体に示し審査を受ける必要があるというのです。
しかも認定は公募方式で10施設という枠があるので、もし開設希望事業者が多ければ、基準を満たしていても認定枠に入れない可能性もあるというのです。
もちろんテナント賃貸契約してくださった学校法人さんは「おそらく大丈夫だと思うんですけど・・」とは言っていましたが。
そして11月に承認が得られた後、12月後半ごろから、テナント部屋の改修工事を行い、開園は4月1日からになるというスケジュールです。
つまり9月から借りていいることになりますが来年3月までの間は、幼児を受け入れた事業を行っていないことになります。
その分の家賃は、まるまる損失になるのではと思いましたが、実のところ開設までの賃貸契約によって支払われた家賃は補助してもらえるようなのです。
考えてみると、そのような補助制度がなければ、多くの法人や団体が、小規模認定保育園を開設のために手を挙げるのを躊躇するかもしれません。
というこで私の所有マンションのテナント部屋の賃貸契約は無事に完了したものの、本格的に事業が行われるのは半年以上先の事になります。
時が流れるのは速くても、待つとなると遅く感じるものです。
スポンサーリンク