小規模マンションオーナーの日記


8月 19, 2018

昔はデメリットだらけの学生賃貸 今は有望市場!!


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学生賃貸が有望視されるようになっている。

東京に住んでいた知人から聞いた話ですが、東京といえば、大学も数多くあり、大学生の往来も激しい都市ですが、しかし学生は多くの場合、東京都心に住んではいないというのです。

というのも東京都心は家賃が高く、東京に住んで学生生活を送るのは大変なので、多くの場合は、神奈川県や千葉県や埼玉県の家賃が比較的安いエリアに賃貸暮らしをして東京に通っているとのこと。

もちろんこれは、幾らか昔の話です。

ところで賃貸住宅オーナーにしてみると学生賃貸も悪くはありませんが、デメリットも多いものと、とらえられています。

どんなデメリットがあるかといいますと

①家賃滞納リスクが高い

というものがあります。

もちろん親からの支援や、本人も働いて、やりくりしていると思われますが、初めての一人暮らしで、予期できなかった出費に追われて、家賃が支払えなくなるということがあるのかもしれません。

しかし今では家賃保証制度があるので、以前ほどリスクがあるわけではないのかもしれません。

②高い家賃設定ができない。

学生の一人暮らしなので、在宅時間も短く、最低限の生活ができれば良いという感覚なのでしょうか。

よってより家賃の安い物件が選ばれる傾向があり、家賃が高ければ敬遠されます。

③大学卒業後に退去される。

最長でも4年賃貸です。

場合によったらもっと早く退去されるかもしれません。

入退去のサイクルが速くなります。

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レオパレス21管理のアパート。

ところでデメリットも少なくない学生賃貸が今は有望視されています。

なぜなのでしょうか。

その理由の1つが、外国人留学生の増加です。

留学生なので、どこかで賃貸暮らしをしなければなりません。

しかも資産家のご子息であるならば、多少家賃の高い物件でも賃貸してくれます。

さらに別の理由として、少子化によって親が子供にかける費用を惜しまなくなったというてんもあるようです。

親としては子供に快適な学生生活を送ってほしいとの願いから、多少家賃が高い物件でも十分に支援してくれる傾向があるようです。

こういった理由で、今は学生賃貸が有望視されているようです。

そしてこの傾向を大手の建設会社も察知して学生賃貸専用のアパート建設に乗り出しています。

例えば大和ハウス工業は、東京都北区に学生寮「(仮称)ロイジェント王子神谷」新築を計画、設計・施工とも直営で実施するとのことです。10月中旬に着工し2020年2月末の完成を見込む、つまりは2020年春より学生を受け入れる予定のようです。

いずれにしても時代とともに賃貸需要も変化し敏感に対応していくことが、ますます重要になっているようです。

 

 

 

追記:学生賃貸が有望視されるようになっていることについては以下の記事も参考になさってください。

 

阪急今津線の甲東園駅周辺といえば、高級住宅街でも知られていますが、甲東園駅の西側といえば、関西の私学の雄、関西学院大学の巨大なキャンパス群があります。

ですからこの街では関西学院大学の学生をよく見かけます。

そしてこの周辺エリアにおいては関西学院大学の学生が賃貸暮らしをしていることも珍しくありません。

ですから巨大な大学があるならば、その学生の賃貸暮らしのためのアパートマンション経営を行うこともあるでしょう。

ところで学生の賃貸というと、あまりよくないイメージがある方も少なくないかもしれません。

例えば、家賃滞納をされる、大学卒業後には退居していく、部屋のなかで騒ぐ、家賃は高くできないといった事柄があるかもしれません。

しかし空室問題が深刻化する時代にあって、学生のための賃貸住宅は有望とも言われています。

なぜでしょうか。

その理由について産経新聞2018年5月2日「学生向け賃貸住宅に新規参入相次ぐ サービス「至れり尽くせり」、市場は安定成長」という記事には

学生向け賃貸住宅市場が活況だ。大学進学率の上昇や外国人留学生の増加を追い風に、付加価値を高めたマンション・寮の開発が進んでいる。賃貸市場は空き家の増加が影を落とすが、学生向けは安定成長が見込めるとして新規参入が相次いでいる。(田村慶子)・・市場が勢いづく背景には大学生数の増加がある。文部科学省の調査では、29年度の国内の大学在学者は前年比1万7千人増の289万千人で、10年前から6万2千人増えた。少子化にも関わらず、女子学生の増加などで大学(学部)進学率が過去最高を更新したためだ。さらに政府が32年に30万人を目標に掲げる外国人留学生の受け入れも追い風だ。29年5月現在で留学生数は約26万7千人、過去10年間で2倍超となった。

 

引用:https://www.sankei.com/west/news/180502/wst1805020007-n1.html(アクセス日2018/5/30)

と書かれています。

花画像

人口は減少しても学生数は増加している。

この記事にも書かれていましたのように、日本の全体の人口は減っていても学生の人数は増加しているというのです。

その学生数が増加している理由は

①女子学生が増加するなどして大学進学率が上昇しているということ。

②外国人留学生が政府の後押しもあって増加していること。

このような理由で学生の人数が増加しているというのです。

とくに外国人留学生の場合は、暮らすための住居を必要としており賃貸住宅需要を押し上げる要因となることでしょう。

さらに外国人でない学生の場合も今は昔と異なり少子化のためか、親も子供にかけるお金を惜しまない傾向があるように思われます。

ですから親の金銭的な援助により2~4万円のワンルームでなく、もっと設備の充実した5万円~の賃貸住宅に暮らす学生も昔よりは多くなっていることでしょう。

このような理由で学生のための賃貸住宅については、当分は有望であるといわれているのです。

 

追記:大学生の場合、学生寮で生活するという選択肢もありますが、その場合は食事をすることや寝床では不自由をすることはなくても、門限が決められているといった、こと細かなルールにしたがって生活していかなければならないことがあります。

また学生寮のある場所の周辺には、何もないような場所にあることもあり、息苦しさを感じることもあるようです。

そのてん賃貸住宅に住むことには自由があり、もちろん門限のようなものもありません。

ただ基本的には家具家電はそろえないといけませんし、食事の準備や洗濯もこなさなければなりません。

しかし学生の場合、特別家賃にしてもらえる場合もありますし、学生の入居を期待している賃貸物件も少なくないようです。

親元から長時間をかけて、通学することを好む学生もおられると思いますが、大学の近くの賃貸物件を借りて、通学に伴う苦労から解放されたいと思うならば、賃貸物件を借りるのもよいことでしょう。

 

追記:外国人入居者の減少もレオパレス21の足を引っ張る

という記事には

2020年3月ごろから新型コロナウイルスのまん延で外国人留学生などの入国がストップしたために、入居率が下がりだし、2020年5月と6月は再び全体の入居率が80%割れになっているようです。 つまりは入居率を支える要因の1つが外国人入居者だったのです。 そう考えると、新型コロナウイルスのまん延は、賃貸住宅業界全体でも悪影響が生じていますが、とりわけ外国人の入居者比率が高かったレオパレス21はいっそうの打撃となっているようです。 もちろん外国人の受け入れも徐々にですが緩和しつつありますが、しかしまだまだ以前のような状態には戻りそうにありません。

と書かれています。

このように新型コロナウイルスのまん延が、外国からの学生受け入れに大きな減少をもたらしており、学生の賃貸住宅需要にも影響を与えている可能性があります。

この感染症が収束するまでは、今後の需要がどうなるか注視するしかないでしょう。20/9/16

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