東京や京都より遅れていた大阪のマンション販売が好調に!!
2017年も終盤になり、超低金利のおかげでこの何年来、不動産投資は好調で、分譲マンションも販売価格が高くても売れる時代が続いてきました。
しかし最近になって、東京や京都といった、これまで好調だったエリアにおいて頭打ちになってきたとのニュースもあります。
それではもはや不動産投資は全国的に終わりつつあるのかと思いきや産経新聞2017年10月16日の「大阪市中心部のタワマン牽引、近畿は4年ぶり増…4~9月マンション発売」という記事には大阪の不動産について
不動産経済研究所が16日発表した近畿2府4県の平成29年度上半期(4~9月)のマンション発売戸数は、前年同期比12・6%増の9889戸となり、上半期として4年ぶりに増加した。大阪市中心部でタワーマンションの供給戸数が伸びたほか、郊外のファミリー向け物件も好調だった。
と書かれていました。
このように大阪を中心とした大阪圏においては2017年後半でも、不動産投資が好調であることがうかがえます。
とりわけ大阪都心部が好調のようで同じ産経新聞の記事は
地区別の発売戸数は大阪市が42・3%増の5143戸。一方で京都市は13・3%減の639戸、神戸市も46・9%減の530戸だった。
と書かれていて、京都や神戸では発売戸数が減少したものの、大阪市では42.3%と驚異的に増加していることがわかります。
まさに大阪都心部の一人勝ち状態です。
ではなぜ今になって大阪市内の不動産投資が活況なのでしょうか。
上記の産経新聞の記事では
同研究所は「近畿は価格の上昇が首都圏に比べ緩やかで、消費者の購買意欲も堅調に推移している」と分析している。
と書かれています。
つまりは大阪への投資の勢いが緩やかだったというのです。
たしかにイメージ的には東京や京都あるいは神戸よりも大阪というとイメージはよくありません。
ホームレスがたくさんいることで有名な大阪市西成区の、あいりん地区とか、在日韓国人が多いといったことで、住居としては敬遠する方もおられたのかもしれません。
しかし実際に住んでみると、大阪は物価は東京よりもかなり安いですし、近年は緑化にも力を入れているので、住環境も改善されつつあります。
また在日韓国人の方も、日本語はほとんど話せますし、キムチや焼肉といった本場の韓国料理を楽しむことができるといった良いてんもあります。
いずれにしても大阪の真価がようやく認知されるようになっており、それとともに不動産価値も上がり始めています。
そしてしばらくはこの堅調な状態が続くことが期待されています。