定額クリーニング費を支払っていればまずは安心 大東建託物件の場合
私の所有マンションは大東建託パートナーズ管理のマンションですが、数年前ほどから入居者には、定額クリーニング費用が求められるようになりました。
費用としては家賃にもよるところがありますが、シングルタイプのお部屋で約40000円。
カップルタイプのお部屋で約50000円。
ファミリータイプのお部屋で約60000円です。
この定額クリーニング費用を支払っているならば、退去時は0円で退去することができます。
ところで先日のことですが、退去がありました。
退去された方は、単身赴任で来られていた方で、家族をお持ちの方です。
だいたい40歳代ぐらいでしょうか。
大手の会社に勤めているサラリーマンでした。
時々顔を合わせることがありましたが、あまりマナーが良いとはいえないような入居者でした。
1階の集合ポストには、いっぱい郵便物をためることもしばしばありますし、時々ですが、部屋の中から、うるさい音をたてることもありました。
また会社帰りに、しばしばお酒を飲んで帰るのか、真夜中に帰宅することもしばしばあったようです。
時には会社の同僚と思えるような人たちに介抱されながら帰宅することもありました。
そのような調子の方なので、きっとお部屋もぞんざいに扱っていて、あちらこちらが傷んでしまっているのではないかと想像していました。
そのようななか退去されて、しばらくしてから大東建託パートナーズのオーナーのためのマイページを見ていると、その方が退去時に支払う修繕負担金は0円となっています。
つまりは定額クリーニング費のみでよいというのです。
意外とお部屋は、丁寧に扱っていた?ということなのでしょうか。
それにしても定額クリーニング費用を支払っている入居者さんで、退去時に修繕負担金0円ですんでいる方。
けっこうおられます。
割合的には圧倒的に、修繕負担金0円のほうが多いのではないでしょうか。
大東建託グループでない、あるブランド力のある管理会社の物件を退去するさいに、びっくりするほどの高額な修繕負担金を請求されて、もめるということが時々生じるようですが、大東建託の場合はあまりそのような事は聞きません。
こういった面では、大東建託物件は良心的なのでしょうか。
もちろん、あまりにもお部屋を粗雑に扱ったならば定額クリーニング費を支払っても、修繕負担金が求められることがあるようですが。
追記:私の知り合いが、入居者の退去後にクリーニングを行う仕事を行っています。
この知人の場合は、お部屋の全体的なクリーニング代金は15000円~20000円ぐらいだと言っていました。
そこで大東建託の定額クリーニング費が40000円~と言うと、知り合いは「高いなあ」と驚いていました。
ただよくよく考えてみますと、知り合いの仕事の場合は、床材の補修等は行わないそうです。
この床材の補修費用は、けっこうな費用がかかっているようで、それで40000円~というのは、妥当な価格ではないかと思われます。
さらに、壁紙(クロス)の張り替え費用も、かなりかかります。
もちろんクロスの張り替えは退去後の原状回復のために行わなくてもよい場合がありますが、入居者が愛煙家の場合は、壁紙の汚れが目立つようになり、張り替え工事を行う必要が生じるでしょう。
となると場合によれば、定額クリーニング費にさらに追加の料金を退去時に求められることになるかもしれません。