不動産の売却は一般媒介か専任媒介で((+_+))
分譲マンションを買ったものの、事情で売却しなければならなくなった、あるいは戸建て住宅をより便利な場所に行きたいために手放したくなったということがあるかもしれません。
あるいは大家さんも事情で所有アパート、マンションを売却することがあるかもしれません。
そのさい多くの場合は一般媒介か専任媒介かのいずれの方法で売却することができます。
一般媒介の場合は売却のさいに複数の不動産会社に依頼することができます。
そのさいどこの不動産会社に依頼したかを明らかにする必要があります。
複数の不動産会社が扱ってくれるので、高く早く売れると思われるかもしれませんが、実際のところは必ずしもそうではありません。
というのも不動産会社は他社に契約を取られるリスクがあり、そうなれば赤字になるからです。
よってあまり積極的に不動産会社は動いてくれない場合が多いようです。
それであまり人気のない物件などでは、なかなか売れないことがあります。
ということでなかなか売れないことが予想される場合は、一般媒介はあまりおすすめできない方法といえます。
この場合は専任媒介で売却するほうが良いと言われています。
では専任媒介とはどのような方法でしょうか。
この専任媒介とは1つの不動産会社に売却を依頼する方法です。
この場合、他の不動産会社に売却の依頼をすることができません。
ですから専任で売却することのできる不動産会社は赤字のリスクがほとんどなく営業して売却に結びつけることができれば、利益になるので積極的に動いてくれます。
おそらくは、多くの場合は、この方法で自物件を売却する方が多いのではないでしょうか。
特に急いで売却する必要がある場合は、専任媒介のほうが明らかに有利になります。
また不動産会社も一般媒介のように先が不透明な取引よりも、専任媒介を好みます。
ですから専任媒介取引量を増やすために、様々な特典を用意したり、一定期間に売れなかった場合は、いくらかの値段で仲介業者に売りますという条件をつけてくれることもあります。
このように考えてみますと専任媒介のほうが絶対に良いと思われるかもしれませんが、一部の業者はこの専任媒介を悪用して儲けをだす業者があるのです。
そのことについては次回のブログ記事で書きますが、モラルを疑うような商行為が横行する建設不動産業界では平然と行われている取引です。
注意が必要です。