銀行本店の不動産営業担当者がやってくる(+_+)
平日の昼時ですが、銀行員が突然訪問してこられました。
しかも訪問してこられた行員は、アパートローンを借りている支店のいつもの担当者ではありません。
受け取った名刺をよく見てみると、本店の不動産営業部の担当者です。
私がお世話になっている銀行は、りそな銀行ですが、自宅のすぐ近くに支店があり、その支店からは、時々担当の行員が訪問して来ます。
ところがりそな銀行の本店となると大阪にあり、ここに来るまでには交通機関を利用して1時間はかかる距離にあります。
どうやら、今回は本店の不動産担当者がお世話になっている支店のアパートローンを借りているオーナーさんたちを訪問して営業の拡大を図っているようです。
りそな銀行さんには低金利で融資していただき、お世話になっているので、前もって訪問する旨を伝えていてくだされば、家にあがってもらって、話を聞くところだったのですが、突然の訪問だったので、玄関先での会話となってしまいました。
ところで話の内容ですが、1つは
相続に関することです。
今は、銀行でも相続のさいの信託業務を扱っているとのこと。
おそらくは遺言信託を提案したかったようですが、私があまり関心を示さなかったので、話題が変更に。
そして次に話題になったのが
節税の話です。
というかRC物件の場合、新築から15年後に減価償却費が大きく下がるので、その対策として銀行として手伝うことがあるがどうですかという話でした。
確かに15年後に減価償却費が下がることは知っていて対策を取るべきとは考えていましたが、新たな物件の購入などの提案をしてこられたので、それは断りました。
そして3つ目の話題ですが、それが一番、私の関心を引くものとなりました。
その内容とは外壁や防水などの大規模修繕工事のさいには、大きな費用がかかるが、銀行サイドとしては今の管理会社が提示する見積以外の見積、つまりは銀行と取引のある建設会社からも相見積もりを取ってオーナーさんにの費用面での負担の軽減を行うことができるというものです。
私の所有物件は大東建託パートナーズ管理ですが、大東建託パートナーズによる修繕工事費用については、高いと言う方もいらっしゃれば、他社よりも安いという方もいらっしゃいます。
高いのか安いのかどちらかはっきりしないので、幾らか不安には思っていますが、銀行さんの言うとおりならば、銀行さんの話に乗ってみようかと、幾らか心が動きました。
いずれにしても受け取った名刺の裏には、修繕工事の相見積もりと記入して、困った事態が生じた時には相談してみたいと思います。
それにしても今から思うと、行員さんの思惑は、不動産オーナーから悩み事を聞き出し、それをもとに何らかのサービスを提案し、ビジネスのチャンスを掴むことにあるようでした。
銀行さんにも、オーナーさんにも双方を利する話ならば考えてもいいんですけどね。