小規模マンションオーナーの日記


11月 24, 2020

ソフトバンクによるレオパレス21の救済 勝算はあるのか?


経営破たんもありうると言われるぐらいに窮地にあったレオパレス21.

しかしソフトバンク系のアメリカファンドによる救済によって経営破たんは当面免れました。

しかしそれでも、アパート全体の入居率は80%割れの状態で赤字。

さらに施工不良工事のために、さらに1000億円が必要だとも言われ、健全な経営状態にはほど遠い状態が続いています。

アパート画像

レオパレス21の賃貸住宅アパート群。

そんななか、レオパレス21のメインバンクは、りそな銀行、三井住友銀行、みずほ銀行だったようですが、りそな銀行や、三井住友銀行は打つ手なしといった感じで、再建や救済には、消極的だったといわれています。

そのなかでも、みずほ銀行のみが最後まで、レオパレス21に役員を送っていたようですが、ソフトバンク系に米ファンドによる救済が決まり次第、みずほ銀行の役員もレオパレス21から退任するようです。

ということはソフトバンク系の米ファンド主導による、経営再建が行われていくということですが、どれくらいの勝算があるのでしょうか。

過去においても、経営が傾いた大企業をメインバンク主導で、再建されたケースは幾つもあります。

しかしレオパレス21の場合は、メインバンクも、もはや再建の道筋が見えにくく、手を引かざるをえないほど、ひどい状態だったようで、まさに末期癌の患者のような状態だったのかもしれません。

りそな銀行や三井住友銀行は最悪のシナリオ、レオパレス21の経営破たんにどう対処するのかについての検討も行われていた可能性もあります。

今後、ソフトバンク系の米ファンドによる、レオパレス21の経営状況の精査が行われますが、メインバンクはすでに、いかにレオパレス21の経営状態がいかにひどい状態だっかを把握していたと思われますが、米ファンドがレオパレス21を精査したうえで、どのような反応をするかが最初の注目点です。

もちろんソフトバンクも、ある程度、レオパレス21の経営状況がひどい状態にあることは知っていたものの、そのなかで、なんらかの勝機を見出して、救済に動いたものと思われます。

なので将来その勝機を生かして、ソフトバンク系ファンドによる投資は成功だったということになるかもしれません。

しかしどんなにプロの投資でも100%成功するというわけではありません。

ソフトバンクも大成功をしたものもあれば、失敗ともいえるものもあります。

なので、これを機にレオパレス21が息を吹き返すことができるかどうかはわかりません。

 

いずれにしても今回の出来事で、最も安堵したのは、経営破たんが当面免れたことで、融資の焦げ付きを免れたメインバンクだったのかもしれません。

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