施行力に強みがある積水ハウス!!
最近は私の所有物件のある周辺エリアにおいて、いい部屋ネットの大東建託の新築アパートをあちらこちらで見ることができます。
昔は知名度で積水ハウスや大和ハウスよりも劣っていたせいか、大東建託のアパートはほとんどありませんでした。
しかし最近はようやく知名度も浸透してきたせいか、大阪の副都心ともいえるエリアにおいても、大東建託の物件を時々見ることがあります。
そして大東建託のアパートマンションの特徴は、見た目がスマートというか、かっこいい物件が多いです。
このような
見た目のよさも
高水準の入居率を維持するのは重要な要素だと思います。
ところで賃貸住宅において大東建託に対峙しているのが積水ハウスと思われます。
実際のところ昔も今も積水ハウスの賃貸住宅は私の所有物件のあるエリアにおいては少なくありません。
見た目は大東建託のアパートよりも、やや劣るような感じもありますが、それでも根強い人気があり、多くの物件で、ほぼ満室を維持しています。
ところで積水ハウスの強みは知名度以外にもどのようなてんにあるのでしょうか。
住宅産業新聞2017年10月5日の「積水ハウスの「施工力」支える技能者教育、グループ会社や協力施工会社の若手を半年で即戦力に」という記事によると
積水ハウスの阿部俊則社長は、競争力の基盤の一つが「施工力」であることを繰り返し強調する。部材や施工を標準化し、短い工期で一定の質の建物を建築することが可能な工業化住宅の強みを生かし、同社では戸建住宅や集合住宅のみならず災害公営住宅を始めとした公共建築物へ事業範囲を広げている。それを支えるのが「施工力」で、同社は施工力を支える技能者の人材育成に力を入れている。
と書かれています。
このように積水ハウスの強さの基盤の1つが施行力であるというのです。
確かに積水ハウスの住宅は工場で部材などを施工を標準化したものを製造し、それを建設現場に持っていって短い工期で一定の質の建物を建築することが可能な施行技術のある会社です。
ですから標準化された部材で建てるわけですから、
どの物件でも積水ハウスは高品質の住宅だと
考えることができます。
しかも施行力を支える技能者の育成にも力を入れているといわけですから、ますます住宅の品質が向上する可能性があり、品質重視の入居者にいっそう支持されることになるかもしれません。
賃貸住宅部門の管理戸数では大東建託に次いで2位ですが、今後は大東建託との差が縮まっていくのかもしれません。