小規模マンションオーナーの日記


11月 26, 2017

三菱UFJ信託銀 住宅ローンから撤退😱


銀行画像

三菱UFJ銀行。三菱UFJ信託銀行の融資業務も引き継ぐことになる。

銀行といえば預金などで集めた資金を、貸出すことによって収益を得るというのが、通常の姿です。

ですから住宅ローンやアパートローンさらには企業への融資を行う会社なわけですが、とりわけ住宅ローンには力を入れてきました。

以前に書いた記事

銀行はなぜ住宅ローンを優遇するのか

でも取り上げましたが、銀行にしてみれば融資の拡大求めているものの、過剰に融資すると自己資本率が低下していくというリスクが生じます。

しかし住宅ローンについては特別なルールがあり、住宅ローンの融資額を増やしても、自己資本率の低下は限定的になるというルールがあるので、とりわけ住宅ローンには力を入れているそうです。

一方で信託銀行となると銀行業務も行いますが、しかし主な業務は、顧客の現金、株や債券などの金融資産、不動産などを預かり、管理、運用を行う会社のことです。

ですから信託銀行にしてみれば融資業務は副次的な業務となるのでしょうか。

ところで2017年10月30日の日経新聞には

三菱UFJ信託、新規住宅ローン撤退 18年4月

という見出し記事がのせられていました。

あの三菱UFJ信託銀行が来年春以降、住宅ローンの新規受付を行わないというのです。

花画像

超低金利のために住宅ローン事業を停止する銀行が相次ぐかもしれない。

もともと住宅ローンにはあまり力を入れていなかったようですが、得意分野の信託業務に集中できるようにするためのようです。

そして住宅ローンはグループ会社の三菱UFJ銀行に一本化するとのこと。

そして日経新聞によると今回の処置の目的については

新規の融資から撤退するのはグループ内の役割分担を明確にし、効率化するためだ。メガバンクや地方銀行をはじめ国内金融機関の間で低金利競争に拍車がかかり、採算が悪くなっていることもある。

 

引用:三菱UFJ信託、新規住宅ローン撤退 18年4月

と述べられいて、表向きの目的はグループ内の効率化、しかし本音は住宅ローンは、がんばってもあまり儲からないのでやめたいということなのかもしれません。

ところで三菱UFJ信託銀行は三菱UFJ信託銀行の法人融資業務を来年4月に三菱東京UFJ銀行に移すことなどをも決められており、融資業務を全体的に縮小させる動きを見せています。

グループ企業の場合はグループ内で業務の調整が行えるというメリットがありますが、しかしながら儲からない業務から撤退するというというのは、資本主義の宿命なのかもしれません。

もちろんアパートマンションオーナーが儲からなくなったからといって、アパートマンションを手放すことは容易ではありませんが。

 

追記:銀行のコア事業は、やはりお金を貸して利益をえることにあるわけですが、ローン事業でも、住宅ローンは銀行にしてみれば、事業性ローンよりも金利が低くても重要な位置を占めているローンです。

その事業からの撤退ということで、多少驚きが生じましたが、しかし信託銀行ゆえに可能なことなのかもしれません。

といのも信託銀行はローンなどを扱う通常の銀行業務に加えて

信託業務で利益を得る

ことができからです。

この信託業務、よく知られていることに、年金の運用がありますが、信託銀行は信託された財産を運用管理を行うおによって、その信託報酬というのか手数料収入を得ることができるのです。

さらに信託銀行は、遺言や不動産の仲介を扱うことができます。

そのことによっても利益を得ることができるのです。

もちろん最近は普通銀行も遺言信託を扱うようになっていますが・・。

いずれにしても三菱UFJ信託銀行の場合は、住宅ローンを扱わなくなっても、他の業務で補うことができること、そして住宅ローンはグループ会社の三菱UFJ銀行に集中させることにより、グループ全体の業務を効率化することができるということで、撤退に踏み切ることができたようです。

 

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