アパートやマンションでない戸建て住宅のメリット デメリット
最近は戸建住宅の新築件数のほうが分譲マンションの新築件数を上回るようになったとも言われています。
値段面で乱高下する分譲マンションよりも、リスクの少ない戸建住宅へと向かう方も増えているようです。
ところで筆者も今は所有マンションにオーナー使用部屋を設けて住んでいますが、昔は戸建住宅に住んでいました。
今から思うと戸建住宅には、それなりのメリットがあるように思います。
例えば、ペットの飼育については、ほぼ自由です。
常識の範囲で飼うならば、ほぼ問題はないでしょう。
さらにアパートマンションに住む時に請求される管理費のようなものはありません。
また修繕積立金もありません。
またリフォームや改築、修繕等は物件の維持のためには行う必要がありますが、業者の選定、行う時期等などを比較的自由に選ぶことができます。(マンションオーナーのように管理会社や管理組合、理事会の決定に左右されるといったことがありません)
知り合いの業者等に行ってもらうこともできるでしょう。
さらに駐輪スペースにしても、アパートマンションの場合は決められた場所に駐輪することが求められますが、戸建住宅の場合は、敷地の中であるならばどこでも適当な場所に駐輪することができます。
このように戸建て住宅に住むことのメリットは多々ありますが、一方でデメリットもあります。
まずよく言われる事柄の1つですが、木造住宅の場合は、冬は寒いというてんがあります。
RC造りの建物よりも保温が効かないようです。
ですから寒さに弱い方はRC造りマンションに住むほうが良いかもしれません。
そして戸建住宅の場合はセキュリティという面ではセキュリティのしっかりとしたマンションよりも見劣りします。
とにかく戸建住宅の場合は侵入される箇所が幾つもあります。
セキュリティ面の弱点を補うために、防犯カメラを設置したりすることもできますが、費用がかかります。
それでセキュリティという面ではRC造りのマンションでしっかりしたセキュリティ設備の整ったマンションのほうが有利のように思われます。
さらに火災保険の保険料や固定資産税は戸建住宅のほうが高くなるかもしれません。
このように戸建住宅には一長一短がありますが、資産価値の乱高下に悩まされたくない方、そして自物件の管理維持は自分の意志で行いたい方は戸建住宅のほうが向いているように思います。
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