法人による賃貸割合の多い物件は入居率が高水準になりやすい

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法人との賃貸借契約がレオパレス21は多い。

アパートマンションの賃貸借契約となると、個人との契約を連想すると思いますが、実際には法人との賃貸借契約、あるいは社宅として借りているケースも多くあります。

筆者の所有マンションでも、よくよく調べてみると、一時期、法人として借りている部屋が半数以上を超えていることがわかりました。

そして法人契約は入居率を向上させるうえでも重要な要素になりつつあるように思います。

最近は昔のような社宅団地のようなものが、だんだんと減少傾向にあり、会社が法人として社員のために部屋を借りるケースのほうが多くなっているように思われます。

こういったなかレオパレスが国内上場企業の約80%と賃貸物件において法人契約を行っているとの実績を宣伝いたしました。(施工不良以降はその割合は減少していると思われます)

確かにレオパレスといえば比較的、借りやすい賃貸住宅というイメージがあります。

以前に筆者が行っていた職場の上司が、職場に通うのが大変なので、職場近くで部屋を借りるということで、部屋を探すことになりましたが、結局、決まった部屋がレオパレスの物件でした。

筆者個人としてはレオパレスというと設備が整い、家賃も手ごろですが、その反面、遮音性というてんでは大丈夫なのかなあと思っていましたが、まあもう決めてしまったのでどうしようもありません。

レオパレス21の鉄骨造りの賃貸住宅。

ところでレオパレスの契約戸数の半数前後は法人による賃貸なんだそうです。

おそらくは単身赴任者などが多く利用しているのではないかと思います。

期間的にも短くて1年、そして2~3年ぐらいという比較的短い期間のみを借りるケースが多いのではと考えてしまいますが、レオパレスならば短期間賃貸でも借りやすいというイメージがあるので、単身赴任者たちによく利用されているのではないかと思われます。

レオパレス物件の駐車場の自動車のナンバーを見てみますと、県外ナンバーもしばしば目につきますので、仕事のために数年程度、滞在型の方が多いと推測されます。

もし通勤にも便利な立地にある物件ならば、例え退去者が多くても、再び単身主任者などの一時期滞在型の入居者が、すぐに法人契約で入居してもらえるのではないかと思われます。

今後も社宅団地が少なくなっていくと、ますます法人契約に強い賃貸住宅会社が入居率の高水準を保つのかもしれません。

 

追記:法人契約にはメリットがある一方、考えさせられるような弱点もあります。

そのてんについてホームズのウエブサイトには

設立間もない会社や規模が小さい会社だと、契約自体を断られることがあります。その場合は個人として契約するしかありません。不特定多数の人が出入りする事務所は、他の住民に迷惑をかける可能性があります。そのため、「自宅兼事務所」として借りることを断られる物件もあります。

【ホームズ】賃貸物件は法人で借りられる? 法人契約のメリット・デメリット | 住まいのお役立ち情報 (homes.co.jp)

と書かれていて、法人でもその法人の信用力がなければ契約できない場合があること、また不特定の人が出入りすることは嫌がられることがあります。



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