りそな銀行からアパートローンを借りるまでのいきさつ
多くの方がアパートマンション経営を始めるさいにアパートローンを借りているのではないでしょうか。
昔はスルガ銀行のように地方銀行でありながら、全国で積極的にしかも迅速にアパートローンを貸し出している銀行もありました。
しかしスルガ銀行の場合は金利も高めで、できれば金利の低い銀行で借りたいものです。
金利が低いというとネット銀行を思い浮かべるかもしれません。
ソニー銀行とか、ジャパンネット銀行とかがありますが、残念ながら住宅ローンは扱っていてもアパートローンは扱っていないようです。
となると次に金利が低いとなると、それはメガバンクつまり都銀になります。
筆者も父の代の時から、都銀の1つりそな銀行からアパートローンを借りています。
そして確かに金利は低いです。
変動金利でアパートローンでも1%前半です。(その後の金利交渉で0%台にまで下げてもらいました)
しかし父はすんなりと、りそな銀行からアパートローンを借りることができるようになったわけではありません。
借りれるようになったいきさつについて書いていきたいと思います。
まず大東建託からアパート経営をもちかけられた時に、りそな銀行からのアパートローンの借入を検討したようですが、銀行側から手持ち資金が1000万円以上が必要などの条件がクリアできないとダメと言われ断念したようです。
それで融資条件が緩い外資系の金融機関からアパートローンを借りることになりましたが、金利は高かったそうです。
それから数年たち、りそな銀行の営業マンが訪問に来られて、借り換えを提案してきました。
銀行は最初は融資を断っても、他行で返済実績を積むならば、再び機会を与えてくれるということがあるようです。
結局、支店内審査はクリアし、本審査にまで行ったのですが、残念ながら本審査で落とされてしまいました。
しかし期間を置いてから再申し込みができるといことで、1年以上期間を置いてもう1度申し込みましたが、今回は本審査も通過しました。
ただしこのたびの審査のさいは、息子の筆者がアパート経営を相続することを確約したうえで審査に臨んだのです。
このようないきさつで、りそな銀行からアパートローンを借りることができるようになったわけですが、とにかく都銀から融資をひくのは、すんなりとはいかないというのが実情のようです。
時間もかかるし、様々な条件もクリアしなければならない。
しかしいざ都銀から借りれるとなると、金利は低いし、都銀の様々な顧客向け特典や、金融商品サービスの恩恵も受けられると、なにかとお金のことでは充実します。
都銀から融資をひいて都銀とのつながりを持つことは悪くはありません。
追記:ウィキペディアには、りそな銀行について
旧野村財閥の財閥系都市銀行である大和銀行と、旧地方銀行及び貯蓄銀行から発足した都市銀行であるあさひ銀行の合併により誕生した都市銀行。国内においてはメガバンクに次ぐ規模を有する銀行であり、りそなグループの中核を担う。大阪府の単独指定金融機関。
旧大和銀行は戦前の旧商号である野村銀行時代より一貫して、信託併営を継続している唯一の都市銀行であり、りそな銀行となった今でも唯一の存在である。
と書かれており、りそな銀行には他行にない特色として信託機能があるというてんがあります。
ですからアパートローン以外の金融商品も魅力的と言えます。