銀行からのローン返済予定表 経費計上のための大切な書類 

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銀行からはローン返済予定表が送られてくる。

今年もアパートローンを借りている、りそな銀行からローン返済予定表の手紙が送られてきました。

差出人はりそな銀行の担当支店になっているので、担当の支店で金利などが決められているのかと思いきや、りそな銀行支店の担当者の話では「支店ではなく本部の融資の部署で作成されている」と言われていました。

つまりはローン金利などの重要事項は支店では決めることができず、すべて本部で決められているということなのでしょう。

ところで変動金利の場合は金利の見直しは4月1日と10月1日に行われます。

今回は10月1日に見直しが行われた分で翌年の1月から6月までの金利が示されています。(4月1日の見直し分は7月から12月の金利となります)

りそな銀行のインターネットバンキングでは、いち早く1月から6月までの金利を知ることができますので、もうすでに金利を知ってはいましたが、手紙で送られた分もやはり同じ金利でした。

当然といえば当然のことですが。

そして今回も変動金利の金利は変わりませんでした。

近年は変動金利もずっと同じ水準を保っているように感じます。

固定金利よりも安定しているじゃないかと思うほどです。

りそな銀行。アパートローンも積極的に行ってきた。

ところでローン返済予定表には決定された金利だけでなく、翌年1月から6月までの引き落とし日や、返済する金額とそのうちの元金と利息の金額などが書かれています。

そして融資残高も書かれていますが、この書類とても重要な書類なのです。

なぜならば確定申告のさいに必要になる書類だからです。

というのも銀行への返済内訳の利息分の金額は不動産経費になるからです。

そして銀行からのこの書類によって利息分の支払い額を税務署に証明することができます。

実際のところ低金利時代といってもアパートローンなどで1億円以上の借入があるならば1%~2%の金利でも毎月支払う利息分は10万円前後になることがあります。

ということは1年間で120万円の利息分を支払ったことになり、その120万円を不動産経費として計上することができます。

120万円の経費ということは節税効果としては、おおよそ14万円~24万円ほどの効果があるのではないかと思われます。

さらには国民健康保険料も、その分、安くすることができるでしょう。

いずれにしても銀行からのローン返済予定表の書類、紛失しないように大切に保管しておきましょう。

 

追記:実際のところ、このローン返済予定表の書類ですが、万が一、紛失したとしても、銀行に言えば再発行してもらえるようです。

ですから、確定申告の時期、2月中旬から始まりますが、しかし税理士さんに、確定申告書を作成してもらうための協議等は2月初旬に始まります。

それでその頃までには、確定申告に必要な書類はそろえておかなければなりませんが、年明け後、しならくして書類等がそろっているかどうかを確認して、不足している書類があるならば、2月初旬までには、そろうことができるように、再発行等を依頼する必要があります。

ところでこのローン返済予定表ですが、金利交渉等で金利を下げてもらったりすると、金利変更後のものに変更してもらう必要があります。

そしてこの場合は、銀行のほうから変更後のローン返済予定表を、郵送で届けてくれますが、なかなか送ってこない場合は、銀行に問い合わせをしてみることができるでしょう。

長・短期プライムレート(主要行)の推移 : 日本銀行 Bank of Japan (boj.or.jp)

りそな銀行からアパートローンを借りるまでのいきさつ 



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