南京錠は賃貸契約が締結されたら空部屋から外される
筆者も小規模マンションオーナーをやってしばらくになりますが、最近になって気がついた事柄があります。
通常、退去があると退去の引っ越しのあと、管理会社と退去者とで、いわゆる退去立ち会いが行われます。
この退去立ち会い後に、お部屋には南京錠がかけられます。
この南京錠ですが、多くの場合、4桁の暗証番号を合わせることによって開錠することができます。
なのでお部屋に入る関係者には管理会社から4桁の暗証番号が伝えられることによって、お部屋に入ることができます。
例えばお部屋に入ることができる関係者としては
・退去後の原状回復工事やクリーニング作業を行う作業員。
・建物の共有部分の清掃作業員(大東建託パートナーズ管理の物件では、1カ月に1回行われる建物キーパーによる清掃作業時に空室清掃も行われているようです)
・消防設備点検を行う管理会社指定業者の点検作業員。
・お部屋の内覧のさいの担当の不動産業者。
などがあります。
このように空室中でも、かなりの頻度で、お部屋に入る必要が生じるので、南京錠で施錠するのが、管理会社としても都合がよいようです。
いちいち鍵を渡さなくても、南京錠の暗証番号を伝えるだけで良いからです。
ところでこの南京錠ですが、ある時に、管理会社の担当者によって外され、通常の鍵による施錠に切り替わる時がきます。
この切り替わる時がいつかというてんなのですが、空部屋に、入居希望者の申込が入り、入居審査も通過すれば、後は管理会社と入居者との間での、その後、賃貸契約の締結することになります。
そして賃貸契約が締結されて、しばら後に南京錠が外されて通常の鍵の施錠に切り替わるようです。
つまりは南京錠が外れた時点では、すでに賃貸契約が締結されており、あとは引っ越してくるのを待つのみの状況になったことの証のようです。
時々ですが、申込が入っても入居審査で落ちたりして、申込が却下されることもありますが、賃貸契約が締結されるまでに手続きが進んだ場合は、99%入居してこられます。
それにしても今年は1月と2月の入居申込がいつになく旺盛のような気がします。
これもコロナの影響なのでしょうか。
この調子だと、春の入居シーズンの前半で、優良物件がなくなってしまうのではないかと思います。
物件オーナーとしては、嬉しいことですが。
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