マンションのエントランスの扉が動かなくなった 簡単に対処する方法
筆者の小規模マンションのエントランスの両扉ですが、普段は固定していて動かすことがあまりないほうの扉を動かそうとしたら動かなくなっていました。
この動かなくなった扉は、引っ越し時など、大きな荷物を運んだりする時などに、動かして開けることがある程度なので、動かなくなったからといって、すぐに何らかの支障が生じるわけではありません。
しかしやはり将来的に入居者さんの引っ越し時などに支障が生じるかもしれませんので、対処しなければならないと考えていました。
当初は梅雨時分など特有の湿度の上昇で、木製の扉が膨張して、動かなくなったのではないかと考えていました。
しかし梅雨が過ぎて、湿度が下がった今も、相変わらず扉が動かないので、どうやら扉の膨張が原因ではないようです。
そこで何が原因か、いろいろと探ってみた結果、扉を回転させる軸のあたりが錆びているのが原因ではないかと疑いました。
そこで顔を地面に近づけて、軸のあたりを見てみると、幾らか錆びているように見えます。
この部分はどうしても、大雨が降った時などに濡れてしまうことがあるので、錆びてしまう可能性がある箇所です。
それでは扉の動きを止めている錆びを落とす手段は何かあるのでしょうか。
実はあります。
しかも簡単な方法です。
それは錆び落としの定番ともいえる
KURE(呉工業) 5-56
5-56 シリーズ | 製品情報 | 呉工業株式会社 (kure.com)
という多機能防錆・潤滑剤を購入してスプレーで、錆びている部分にふきかけることによって対処することができます。
一応は防錆・潤滑剤となっていますが、錆びを落とすこともできます。
アマゾンなどで500円程度で購入することができますので、購入しておいて損なことはありません。
他にも錆びて動かなくなった鍵を開ける時にも使用することができます。
それで早速、KURE(呉工業) 5-56の潤滑油をスプレーで、エントランスの扉の回転軸の錆びているように見える部分にふきかけてみました。
その後、扉を動かそうとすると
なんと動きました。
解決です。
もしこれで解決しなければ、最悪、この扉を新しいものに交換しなければならない可能性も考えていました。
費用としては数万円以上になるのではないかと思います。
しかし今回は数百円の潤滑油で対処でき安堵です。
もちろんあまりにも錆による劣化が激しい場合は、新しい扉に交換しなければならないでしょう。
しかし早い段階で気がついて、錆びを落とすことができるならば大事にいたらなくてすみます。