住居を選ぶときに大切なのは物件の場所とすぐに引越しができる物件かどうかを確かめる

人が生きていくうえで必要不可欠なのが衣食住です。

このてんで「住」についてが、最も慎重さが求められるかもしれません。

 

ところで住まいの選択について、ある経済誌の記事によると、大手不動産会社の重役のコメントが載せられていました。

大手不動産会社の重役ということですから、住まいについてのプロとも言える人で、しかも住まい選択の様々なケースも熟知しておられるものと思われます。

そしてその方の住まい選択で重要として指摘されたのが

どのエリアにするか

というてんと

身軽さ

をあげられたそうです。

大手不動産会社の方ということで、とにかく戸建て住宅やマンションを買うということを言うかと思うかもしれませんが、そのようなことは言われなかったのは意外なことです。

しかし筆者も、この見方には納得がいきます。

 

ところで住まい選択で、どのエリアに住むかを選択することの重要性があげられたのは、やはり比較的リーズナブルな価格でマンションや戸建て住宅を郊外で買ったものの、だんだんと長い通勤時間がしんどく感じるようになってくること、また生活をしていくうえでも、病院が近くにないとか、買い物が不便といった都心部や都市近郊よりも利便性で劣ることが、その理由のようです。

実際に郊外で物件を購入したものの、高齢になってから都心部や都市近郊で賃貸暮らしをするようになる方もおられるようです。

なのでエリアの選択は重要だというわけです。

 

もうひとつの身軽さというてんですが、それは、いつでも引越しができるような状態が望ましいということです。

というのもエリアを慎重に選択して、住むようになったものの、想定外の問題やリスクがあることがわかったり、後ほど生じたりすることがあるからです。

例えば景色の良さで選んだ住まいが、しばらくすると別の建物が建ってしまって、景色の良さが損なわれてしまうということは、起こりえることです。

いずれにしても、いつでも引越しができる状態ならば、やり直すことができますが、しかし高額な物件を購入して住まいにしてしまうと、そういうわけにはいきません。

 

ということは、引越しがしやすい賃貸暮らしのほうが、住まいの選択ではベストになるということなのでしょうか?

そうなのかもしれません。

 

気楽な賃貸暮らしのメリット

近郊 – Wikipedia

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