大和ハウス工業ではしばしば不祥事が発生 影響は軽微というが・・
レオパレス21の施工不良問題のインパクトがあまりにも大きかったせいか、レオパレス21以外の建設会社の不祥事があまり目立ちませんが、しかし実際のところ不祥事が生じています。
このてんで、大和ハウス工業は、業績に大きな影響はないものの、不祥事が明らかになっています。
以前にも、国土交通省近畿地方整備局から建設業法に基づき、電気工事と水道などの管工事で22日間の営業停止処分を受けることになりました。
どういうことかと言うと、実務経験の足りない技術者が工事監督の国家資格「施工管理技士」を不正に取得していた問題が2019年に発覚し該当する技術者の一部を現場に配置したという違法行為が行われていたというものです。
ウイキペディアにもこの件について
国家資格の組織的な不正取得[編集]
2019年12月18日、実務経験が規定より不足しているにも関わらず、受験のための「証明書」に押印し、国家資格の施工管理技士を不正に取得していたとして、社員349人の合格を取り消すことを発表[29]。更に近畿地方整備局により、配管工事関連について建設業法に基づく営業停止処分を科された。期間は2021年12月2日から22日間[30][31]。
と書かれています。
このように、組織的に不正に国家資格を取得させたてんで、処分されることになり、349人の社員の合格が取り消されただけでなく、22日間の配管工事関連の営業停止処分も受けることになったようです。
このてんで大和ハウス工業はは影響は軽微だと言っていますが、しかし一部の建築工事の遅れが生じるなどの影響は生じてくることでしょう。
さらに大和ハウス工業のブランドに傷がつくことも免れないでしょう。
もちろん建設業界最大手ゆえに、トラブル生じる機会が多くなることもあるのかもしれませんが、しかしそれでも積水ハウスや大東建託と比較してみても、トラブルが多いのではないかという印象を受けます。
おそらくは他社よりも法令順守の風土が弱いのではないかとの疑問も生じます。
いずれにしても、大和ハウス工業のマンション、戸建て住宅、賃貸住宅のオーナーにしてみれば、不信感を生じさせかねない出来事になったことでしょう。