10年で交換が目安の火災報知器 しかし実際は・・

筆者の小規模マンションでも、年2回、火災報知器の点検が行われます。

この点検は消防署が行うのではなく、火災報知器の点検を行う業者によって行われます。

先日もその点検が行われましたが、いつも大東建託パートナーズによって同じ業者によって行われます。

いつも同じ業者、そして点検する方も同じ人なので、点検を受ける住人も安心ですし、また点検するほうも要領よく行われるといったメリットがあります。

ところで火災報知器ですが、寿命があります。

このてんで一般社団法人 日本火災報知器工業会のウェブサイトには

住宅用火災警報器は、古くなると電子部品の寿命や電池切れなどで、火災を感知しなくなることがあるため、
とても危険です。
10年を目安に交換しましょう。

住宅用火災警報器交換のすすめ

引用:www.kaho.or.jp/user/awm/awm11_p01.html (アクセス日2020/2/8)

と書かれています。

ここでは10年が寿命とは書かれていませんが、10年を目安に交換するようにとのことです。

では10年もすれば、自動的にすべての火災報知器を交換しなければならないのでしょうか。

おそらくはそうしなければならないというわけでもないようです。

実際のところ火災報知器は10年が交換の目安といっても、設置場所や機種によっても寿命が異なってくるからです。

大東建託設計施行管理の木造アパート。

この交換の時期については、管理会社によっても考え方に多少の違いがあるかもしれませんが、筆者の小規模マンションを担当している管理会社の場合は

①誤作動で火災でないのに火災報知器が反応して火災報知器が鳴る場合、誤作動を起こす火災報知器を交換する。

といった場合があります。

筆者の小規模マンションでも築7年ぐらいの時に火災報知器が誤作動で鳴ったことがあり、このときは誤作動癖のある火災報知器を交換しました。

交換費用は1つあたり¥7000~¥8000円です。

さらに

②年2回行われる火災報知器の点検で、火災報知器の異常が認められる場合、交換する。

です。

筆者の小規模マンションもすでに10年はとっくに過ぎていますので、もうそろそろ火災報知器の点検で、異常が認められて交換を求められかどうか、ヒヤヒヤします。

 

ところで今回の火災報知器の点検で、点検した担当者は一言

「異常なしです」

と言われました。

もう目安の10年はとうに過ぎていますが、それでもまだ寿命ではなかったようです。

本当のところ火災報知器の寿命は、設置条件等がよければ長くもつのかもしれません。

 

住宅防火関係 住宅用火災警報器を設置しましょう!|消防庁予防課 (fdma.go.jp)

 

火災報知器が鳴った時の対処の仕方 まずはどの機器が感知したかを確認



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