社会の速い変化に合わせて資産運用もすばやく調整しないと損失が・・
りそな銀行といえば、一時期アパートローンに力を入れていましたが、りそな銀行からアパートローンを借りて賃貸住宅経営をしている方も少なくないと思います。
りそな銀行のアパートローンの良いところは、とにかく金利が低いことにあります。
なので当初は金利の高い金融機関からアパートローンを借りて、しばらくしてから、りそな銀行のアパートローンに借り換えされたケースも多いのではないかと思います。
ところで、筆者も、りそな銀行からアパートローンを借りていますが、りそな銀行はローン顧客にファンドや投資信託を勧めることがあります。
そして以前に販売に力を入れていたファンドにみつぼしフライトがあります。
このみつぼしフライトについては
2019年になって、りそな銀行が力を入れて販売している投資信託に、みつぼしフライトというのがあります。この商品は、いわゆるバランスファンドで、りそな銀行が世界中の株や為替、債券、不動産に投資して運用するファンドですが、どちらかといえば債券比率を大きくした安定成長型のファンドです。・・当初の基準価格よりもファンド価格が5%以上下がることがあっても、顧客の損失はその5%ラインを超えることはないという特徴があるのです。
と書かれていますが
・債券を中心にしたバランスファンド
・顧客の損失を5%を超えることがない
といった特徴があるわけですが、しかし運用状況によっては、償還されることもあるファンドです。
ところで、みつぼしフライトですが運用が始まった当初は、まずまずの運用成績だったようですが、しかしコロナショックで、つまずきます。
この時、株価の急落で、運用も悪化し、みつぼしフライトの一部が償還になってしまったようです。
しかしその後、コロナショックによる株価急落も持ち直し、危機は脱したかにみえましたが、今度は世界的なインフレで、債券の運用が厳しくなり、債券中心の、みつぼしフライトも運用がジリ貧状態にあるようです。
そして私も30万円でこのファンドを買いましたが、先日、りそな銀行から、償還になるかもしれないと告げられました。
このまま償還になると約1万5千円の損失確定となります。
もちろん筆者が買った額は小口ですが、なかには、みつぼしフライトを1000万円で買った方もいるんだとか。
その場合は約50万円の損失となります。
それにしても、つい最近までは、金融緩和で債券価格は上昇傾向にあったのが、最近は世界的なインフレの影響で債券価格は下落傾向にあります。
その影響を受けて、ファンドの運用が厳しいようですが、社会の経済の変化の速さについていかないと思やぬ損失を招くことになります。
toshin_rinji_mitsuboshi_220221.pdf (resonabank.co.jp)