消防設備点検を無視するマナーの悪い入居者さん😞社会的な義務
筆者の所有マンションでは1階に不要広告やチラシなどを、すぐに捨てることができるように箱を置いています。
入居者の利便性のために置くことにしたのですが。
それにしても、しばしば不要チラシや広告がポストに投函されるので、箱がすぐに満杯になります。
ところで本当に不要なチラシや広告を捨てるのは、かまわないのですが、時々びっくりするようなものが捨てられていることもあります。
例えば顧客に商品を宣伝するために郵便でハガキや手紙が投函されても、それを送り先の住所氏名がついたまま捨てられていることがあります。
これではまるで個人情報、丸出しです。
ところで先日捨てられていたものに、大東建託パートナーズからの書類がありました。
その内容は、先日行われた消防設備点検のさいに不在だったために点検が行われなかったこと。
それで点検日の調整を行うので、大東建託パートナーズの担当店に電話かメールで連絡してほしいという内容です。
しかしそれにしてもその書類を捨てていたということは、その入居者さん、全然消防設備の点検に協力する気がないということなのでしょうか。
本当に困ったものです。
ところでこの消防設備点検ですが、消防法(第17条の3の3)で定められている、必ず実施しなければならない法定点検です。
もしも万が一、消防設備点検が未実施の部屋から出火した場合どうなるのでしょうか。
この場合、火災保険による補償は?
補償されないならば、入居者さんの責任になる。
そう考えると入居者さんも自分だけでなく身内の家族に迷惑をかけないためにも、大東建託パートナーズに連絡して、消防設備点検を受けられるようにしたらいいのにと考えます。
それにしても今回の消防設備点検から、大東建託パートナーズは必ず実施できるように、かなり尽力しています。
ひょっとしたら消防設備点検が未実施の物件で、火災が生じて、損害保険会社とトラブルになった事例が生じたのでしょうか?
なぜなのかはわかりません。
しかしいずれにしても、入居者さんも多少煩わしいことかもしれませんが、立ち合いのために、ほんの5~10分程度時間を取り分けるべきでしょう。
そして大東建託物件の多くはお部屋の鍵は物件オーナーも管理会社も持っていません。
入居者さんしか持っていないのです。
そしてこうした問題が多発するようならば、入居者以外にも合鍵を持つことが必要になってくるかもしれません。
さらに消防設備そのものも、寿命があり劣化していきます。
本来、交換すべきものが交換されていないと、誤作動するリスクも大きくなっていきます。
つまりは、火災でないのに誤作動で反応し、棟内全体の火災報知器が鳴り出すという大変な事態が生じます。
そうなると入居者さん全員に多大な迷惑をかけますし、やがて消防署の方がやってきます。
この場合、消防署の方は、どの火災報知器が反応したかを調べていきますが、この時に点検を受けてなかったがために誤作動で反応したことがわかると、どうなるのでしょうか。
いずれにしても土日曜日でも消防設備点検は行ってくださいますので、受けたほうが無難でしょう。
消防用設備等の定期点検について (digital.go.jp)
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