物件の立地エリアが良くても空室が多いのは何が原因?

空室率が上昇した昨今、ますますアパート・マンションの立地が重要視されるようになっています。

立地条件の悪い場所のアパート、マンションはなかなか空室が埋まらず、空室に悩まされている大家さんも少なくないことと思います。

専門家の中には、空室が埋まらないことの原因が立地が悪い場合はどうしようもなく、最初からそういう物件を避けるしかないと、言い切っている方もおられます。

やむなくそのような物件を所有してしまったならば、今後、立地条件がよくならない限り、空室に悩まされることは、覚悟しておかなければならないことでしょう。

では理想的な立地条件とはどのようなものなのでしょうか。

東建コーポレーションのホームページには

公共交通機関の利便性が高い立地は、入居需要も高く理想的だと言えます。一般的に、都市部まで30分程度で移動できる距離にあり、最寄駅から徒歩で5から10分程度の立地に人気が集まっています。

 

引用:入居者様が望む立地条件とは?(最終閲覧日2018/3/27)

と書かれています。

特にこのような立地条件にかなっている場合は、単身者向けアパートマンションが良いと言われています。

 

市街地にある積水ハウス設計施工管理のシャーメゾン。

そのような中、立地条件が良くても、常に満室や満室に近い状態を保っている物件と空室が30%以上の物件と二極化してきているように思われます。

ではどのような物件で立地条件が良くても、空室が目立ってきているのでしょうか。

1つめの共通点は築年数が古く、バスとトイレが一体化しているような物件です。

ユニットバスというそうですが(厳密にはユニットバスでもトイレとバスが別にあるものもあるそうです)最近では、ほとんど人気がないそうです。

浴室 – 賃貸用語集|いい部屋ネットの大東建託リーシング (eheya.net)

 

2つめの共通点はオートロック式マンションでないというてんです。

最近はセキュリティの意識が強く、オートロック式でない場合は敬遠する方もおられると思います。

 

3つめの共通点は4階建て以上のマンションでエレベーターがないマンションです。

2階までならば良くても4階以上になるときつく感じる方もおられるようです。

これら3つの共通点すべてが、あてはまる場合、立地条件が良くても、厳しくなる可能性が高いように思います。

もちろん立地条件が悪くてさらに3つの事項すべてが当てはまるならば、家賃を大きく下げなければ入居者が見つからないことでしょう。

 

大東建託の入居率96%を維持

 



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