賃貸住宅のお部屋探し 内覧をきちんとしていたほうが良いのはなぜか?
最近は、わざわざ入居したいお部屋の内覧をしなくても、インターネットの入居者募集のサイトや不動産会社の店舗で、お部屋の写真を見たり、またお部屋のビデオを見ることができるようになり、それで入居を決める方も少なからずおられます。
内覧をしないで賃貸契約を結ぶのです。
もちろん物件オーナーにしてみれば、入居募集をしているお部屋が募集家賃が下がる前に、早々と入居者が決まるならば、家賃収入がその分、多くなりありがたい事柄です。
しかし入居者視点からすると内覧をしないで、入居することはやめたほうがいいという方も少なくありません。
というのも内覧しないで入居したものの
後悔している方
も少なくないからです。
では入居前の内覧をする時にどんなてんをチェックすることができるのでしょうか。
それは主に内覧でしか知ることの出来ない事柄をチェックしてみることができます。
それには幾つかありますがまずは
窓を開けて外の眺めを見てそして匂ってみましょう。
外を眺めてみると、すぐそばに工場が見えて、工場からの鼻を衝くような臭いがしないでしょうか。
他にも悪臭となる要因はあります。
そのような悪臭が気になるでしょうか。
また窓から見える景色には特に問題がないでしょうか。
さらにチェックできるてんとして廊下や階段、エントランス、エレベーター、ゴミ置き場などの
共有部分はきれいでしょうか。
物件によれば、お部屋はきれいでも、廊下や階段が、とても汚れている、きちんと管理されているかどうか疑わしいほどに崩壊に近い状態の物件もあります。
さらにはエレベーターの中がとても汚れたり悪臭がする物件もあります。
これらは毎日のように目にしたり利用したりする部分ですので、このてんもチェックしておきたい部分です。
他にも
台所が使いやすいか、また臭くないか
といったてんもチェックする必要があるでしょう。
とくにカップルタイプやファミリータイプの物件となると、台所はよく活用することがあると思いますので、しっかりと確認しておきたいものです。
私の知人も引越し先の物件の台所が臭くて困ると苦情を言っておられたことを思い出します。
この場合は台所から下水までの排管設備を洗浄する必要があるでしょう。
このように幾つかのてんを取り上げましたが、いずれも内覧をしなければ確認できない事柄です。
もしも引越しのための期間に余裕があるのならば、お部屋の内覧を行いましょう。
追記:筆者の所有マンションでも、最近は内覧することなく入居するケースが増えているように思います。
最近は入居募集のウエブサイトが充実してきており、希望する条件を入力して、自分の希望する物件が見つかったならば、入居申込を行うようです。
もちろんとても忙しい場合は、そうするしかありません。
また不動産屋さんに、お願いして内覧するにしても、仲介してくれる不動産屋にとって都合の良い物件しか紹介しないということもあるでしょう。
不動産屋の営業マンの巧みな会話にはまってしまい、ちょっと割高と思える物件に入居してしまったというケースもあることでしょう。
それでインターネットの入居募集のウエブサイトなどで、前もってどの物件に入居したいか幾つかの候補を前もって決めておいて、そのうえで不動産屋に相談し内覧して入居を決めるのが賢明かもしれません。
不動産屋さんは、ウエブサイトにはない重要な情報を教えてくれるかもしれません。
また内覧することによって、入居を左右するかもしれない事柄に気づくこともあります。
この方法は時間と手間がかかりますが、長期間入居をするつもりならば、そうするだけの価値があるでしょう。
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