小規模マンションオーナーの日記


4月 07, 2023

へーベルメゾンの賃貸物件 旭化成の賃貸住宅の評判は?


賃貸マンション画像

旭化成の賃貸アパート。

筆者の所有物件のあるエリアは大阪梅田への便利な通勤圏にあるエリアですが、賃貸住宅では最近は積水ハウスの新しい物件が目立って多く建つようになっています。

残念ながら筆者の所有物件の管理の大東建託グループは、あまり多くありません。

あとは昔ながらのレオパレスや大和ハウスのDルームが少しあるといったところでしょうか。

しかし最近の大家さんは安全志向なのか、建設費が高くても積水ハウスと手を組んでアパート経営を行いたがるようです。

こういったなか、ジワジワと物件数を増やしているように感じるのが、ヘーベルメゾンです。

ヘーベルメゾンは旭化成の賃貸住宅ですが、目立って多くはありませんが、幾らかのシェアを保っているようです。

旭化成といえば、杭打ちデーター偽装事件で、話題にのぼったメーカーですが、建設業界では、手抜き工事を行なう可能性が少ないメーカーとして知られていただけに、この事件は意外に受け止められていたことを覚えています。

ところで住宅メーカーとしての旭化成、使用している建設材料も良質のものを使用していると思われますし、積水ハウスに劣らぬサービスを提供しているのではないかと思っていました。

 

花画像

近年、へーベルメゾンの賃貸住宅シェアが拡大している。

ところで筆者の物件から少し離れたところに旭化成のヘーベルメゾンがあります。

築20年以上の2階建てで、1階、2階が3戸ずつの物件ですが、その1階の1戸の空室状態が長期間続いています。

もう1年以上になるのではないでしょうか。

立地も駅からそれほど離れているわけでもなく、閑静な住宅街の中にあるので、悪くはないと思うのですがなぜでしょうか。

それでインターネットでヘーベルメゾンの評判について調べてみると、批判的なコメントが数多く寄せられていることがわかりました。(もちろん管理戸数が多ければそれだけネガティブなコメントも多くなるのだとも思います)

もちろんたまたま批判的なコメントが多く寄せらえただけで、へーベルメゾンを気に入っている方もおられると思います。

しかし最近はインターネットでの評判が大きく影響を与えるので、ネット上での評判は賃貸住宅選びにも多少の影響を与えて入居率にも幾らかの影響があるのかもしれません。

もちろん大手建設会社のどこも多かれ少なかれ、ネット上で批判的なコメントが書かれていますので、神経質になるならば、どこに住むこともできないでしょう。

しかし、すべての批判を封じることはできないとしても、賃貸住宅の質の向上を図っていくならば、おのずと入居者から選ばれることになり、空室率を軽減させることができるのではないかと思います。

 

追伸:あの分譲マンション杭打ち偽装事件に記憶が薄くなってきたせいか、2017年以降、私の周辺エリアのへーベルメゾンはほぼ満室を維持しているようです。しかも新規でのへーベルメゾンアパートやマンションの建設工事もしばしば見かけるようになりました。もちろん賃貸住宅のシェアの面では、大東建託や積水ハウス、大和ハウス工業、レオパレス21よりは少ないものの、着実に伸ばしているのではないかと思います。

「2019年 管理戸数ランキング995社」(週刊『全国賃貸住宅新聞』調べ) によりますと旭化成レジデンスの管理戸数は、昨年の8万8,142戸から 9万 4,982戸 と増やしたことがわかります。

現在のところ管理戸数においては10位となっていますが、大東建託グループ、積水ハウス・・と上位10社はいずれも管理戸数を昨年よりも増やしているようです。

それでますます賃貸住宅の管理会社も、寡占化が進んでいくものと思われますが、へーベルメゾンの旭化成レジデンスが寡占化の波にどうなっていくかはわかりません。

現状では大東建託、積水ハウス、大和ハウスは賃貸住宅業界において生き残る公算が強いように思います。

【へーベルメゾン】HEBEL HAUSの賃貸住宅(旧へーベルROOMS) (afr-web.co.jp)



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