松下幸之助の街ともいわれる阪急神戸線の夙川が住みやすさで高評価
大東建託グループが近年、管理物件の入居者から街の住みごこちの良さについての調査を行ってきました。
周期的に実施されていますので順位の変動はあります。
首都圏や北海道、名古屋圏などで調査結果が公表され、筆者の関心がある京阪神地区でも、その調査結果が公表されています。
その調査結果によると関西エリアで最も住みごこちの良い街は、やはりあの街です。
その街とは
夙川です。
この夙川、西宮の西部に位置し、北東側には六甲山系や甲山を眺めることができます。
さらには北側には苦楽園という高級住宅街があり、さらに北東に行くと、関西で最高級の高級住宅街、芦屋市の六麓荘があります。
このような位置からしてもステータスの高さそうな街であるということがわかります。
そして街のまん中には夙川が流れ、川岸は夙川公園となっており、春は桜見客で大賑わいになるのですが、この夙川公園、管理している西宮市もよく管理整備しているのか、とても綺麗な公園です。
それでジョギングや散歩にも良し、森林浴にも良し、川の流れる音に癒されるのも良しという、とても優れた公園なのです。

住みごこちの良さでは夙川は関西でトップだった。
さらに交通のアクセスも良く、阪急夙川駅は特急の停車駅になっていて大阪梅田には約20分、神戸三宮にも20分程度で行くことができますし、ショッピングが充実している西宮北口駅は夙川駅の次の駅となっています。
町内会や自治会から賃貸住宅入居者に自治会運営費が請求されることも

積水ハウス設計施工のシャーメゾン。
関西の超高級住宅街、芦屋市の六麓荘町では町内会の拘束力が強く、一世帯あたり毎年50万円の町内会費を支払わなければならないそうです。
この芦屋市の六麓荘の町内会の場合は、特別な条例によって、町内会の権限が強いそうで、六麓荘に住むためには町内会にきちんと加入し、町内会の求めには応じなければなりません。
もちろん六麓荘町に住む住人は超富裕層なので、50万円といっても軽微な負担なのかもしれませんが。
ところで筆者の所有物件があるエリアにも町内会があり、集合住宅を建てる時に、町内会にお金を支払うことを求められたことを覚えています。
半端でない金額だったと思いますが、すなおに要求に応じ支払いましたが、他のアパートやマンションでも建設時に町内会からお金の支払いを要求しているようです。
そしてさらに毎月、一世帯あたり100円の町内会費の支払いが求められていて、筆者の所有物件に住む入居者さんたちも毎月100円ずつ負担しています。
というか入居者さんの場合は管理会社が共益費と町会費を合わせて請求しているようです。
毎月100円なので、支払わない入居者さんは今のところおられないようです。
ところでこの町内会、自治体ともいいますが、六麓荘のような特別な条例でもない限り加入は
任意なんだそうです。
ですから町内会への加入を断ることができますし、町内会費を支払う義務もないようです。
もちろん何らかの条例によって町内会への加入と費用の負担が例外的に義務付けられてるエリアもあるので、確認が必要です。
三田市 昔は人口激増エリアだったのが今は減少の市になぜ?
兵庫県に三田市がありますが、今から数十年前に人口が爆発的に増えた街です。
なぜ当時、爆発的に増えたかというと、大阪から三田までのJRの宝塚線が電化され、通勤電車も増発され、1時間程度で、大阪までの通勤が可能になったからです。
この当時、阪神地区に住む多くの方が、開発中の三田のマンションや戸建て住宅に、どんどんと移り住んでいったものです。
このてんについてウィペデイアにも以下のように書かれています。
1985年10月1日の調査まで3万人台で推移していた。しかし、大阪のベッドタウンとして、北摂三田ニュータウン開発が始まったことにより、人口が急激に増加し、1985年に4万人、1990年に6万人、1991年に7万人、1993年に8万人、1996年には10万人を突破し、右肩上がりに急激に増加し、兵庫県はおろか10年連続日本一の人口増加率を記録した
と書かれています。
しかし今はというと上記にウィキペデイアによると
人口が約11万5000人になった。その後は微減している
と書かれており、もはや人気の街ではなくなり、人口も微減状態となっています。
大家さんの勝ち組は1割程度?賃貸住宅経営の厳しい現実

大東建託設計施工管理のアパート。ほぼ満室を維持している。
あるテレビ番組で、もしも宝くじで〇億円当たったならどうしますかという質問に、ある男性は、そのお金でマンションを建てて家賃収入で生活していきたいと答えました。
それを見て思ったことは、この方は、おそらく今の時代、アパートやマンションのオーナーとしてやっていくのが大変だということを、わかっておられないんだろうなあと考えてしまいました。
筆者も1人の物件オーナーですが、物件オーナーとしてやっていくのは、楽ではないとうことを実感しています。
そう思っているさなか過去の記事ですが日本経済新聞2013年4月27日の「不動産投資は楽じゃない 「勝ち組大家」の汗と涙 」という記事が目に留まりました。
記事によると
「自ら行動しない限り空室は埋まらない」。東急田園都市線の青葉台駅(横浜市)から徒歩40分の住宅地にアパートを所有する・・さん(52)はそうつぶやく。元はホテルマン。父親の物件を継いだ3年前、大家になった。アパート3棟のうち2棟は築20年以上。もう1棟は2011年に建てた木造。「駅から徒歩10分以内」などの条件で絞り込まれれば「目にとまる可能性は限りなく低い」(林さん)。それでも全60戸が埋まるのは努力と着想の成果だ。
と書かれています。
施工不良問題で賃貸住宅最大手の大東建託はなぜ大丈夫なのか!!
レオパレス21の施工不良問題。
ちまたでは今回のケースでレオパレス21は3回目の経営危機を招いているとの話もありますが、しかし株価の下げ止まり、なんとか経営破綻は免れたような感じです。
ところでレオパレス21とよく比較される賃貸アパート大手の会社に大東建託がありますが、レオパレス21の施工不良問題のあと「大東建託は大丈夫なのか」といった話もありました。
一時期でしたが、施工不良問題が大東建託にも及ぶとの噂から株価が急落したこともあります。
ところで大東建託は大丈夫なのでしょうか。
実はレオパレス21と大東建託とでは施工体制が多少異なるところがあると言われています。
レオパレス21の場合は、基本的に建物の造りが簡単で、施工業者は入札制を取ることもあるようです。
となると、いい加減な業者でも施工に参加してしまうことが生じ得てしまうようです。
いわゆる地元の施工技量が劣悪な業者が施工してしまって、後におかしなことが生じるというわけです。
もちろん入札制にすると、建設費のコストは抑えることができるというメリットはあるのかもしれません。
その一方で、大東建託の場合は施工業者は基本的には登録制になっているようです。
アパートの損害保険は自然災害だけでなく人的被害が補償される場合も

近年はゲリラ豪雨みよる水害被害が多発している。
大家をしている筆者のこれまでの経験からして自物件は火災や自然災害で損害を受けたことはありません。
しかし1階テナントが事務所荒らしによってシャッターとガラスを壊されたことはあります。
この時はシャッターとガラスの修繕費用はオーナー負担だったわけですが、こうした事例を補償してくれる損害保険に加入していたので、助かりました。
つまりは人的な被害も補償対象になることがあるのです。
最近は、ゲリラ豪雨も多発するようになり、アパートマンションも水害による被害に遭うことも少なくないようです。
もし物件が水につかると修繕費用は相当額になるので、今では水害補償もある損害保険に加入することがすすめられています。
実際、大手管理会社の大東建託パートナーズも管理物件が水害補償のある損害保険に加入しているかどうか確認作業を行ったそうです。
他にも火災、水漏れ、ガス爆発など様々なリスク要因があります。
ではそのような問題に対処するためにどうすることができるのでしょうか。
それは損害保険に加入することです。
当たり前といえば当たり前のことです。
しかし損害保険といっても、様々な種類があり補償対象、補償内容も異なっています。
ですから自分の所有物件にとってベストと思えるものを選択していかなればなりません。
やろうと思えばだれもが行うことができる賃貸住宅経営だが・・
近年はアパート経営トラブルが、朝日新聞などの主要メディアで取り上げられるようになり、アパート経営のリスクが意識されるようになってきました。
確かに、相続税対策といった節税効果があり、長期安定収入源になるメリットがありますが、リスクがあるのは事実です。

レオパレス21のアパート群。
ではどんなリスクがあるのでしょうか。
最も大きなリスクは空室リスクといわれています。
不動産の専門家も空室が最大のリスクだと言われます。
通常のアパート経営の場合、空室の場合は家賃収入がありません。
10部屋家賃6万円として満室であるならば、毎月60万円の収入となりますが半分が空室ならば収入も半額の30万円となります。
それでは家賃保証や一括借り上げでアパート経営をしたら良いかというと、それでも空室が多いと、周辺エリアの家賃相場が下がり、周期的に行われる賃料改定で大家に支払われる賃料の大幅減額という憂き目を見ることになります。
空室リスクを回避したいならば、建物を常にメンテナンスし良い状態を保つこと、そして立地の良い場所でアパート経営をすることが肝心です。
一般的に言われていいることですが、通勤通学にとても便利な駅から徒歩で10分圏内がベストといえます。
住まないほうがよい住宅の特徴 雨漏り 外壁のヒビや膨らみ・・

大東建託設計施工の完成間近のアパート。今でも木造アパートは根強い人気がある。
ずっと以前のことですが欠陥マンションが社会問題になったことがあります。
分譲マンションで購入したあとに、欠陥マンションであったことが明らかになってしまった場合は、事は大変です。
ところで賃貸住宅においても住んでいる住居が欠陥住宅であることがわかれば、これもまた大変です。
この場合、引越すこともできますが、しかし引越すにしても大変な手間がかかります。
できるなら入居前に、欠陥がないかどうかを確認したいものです。
どのようなてんをチェックすればよいのでしょうか。
幾つかの点をチェックすることができます。
その1つに外壁や基礎の部分に大きなヒビが入っているかどうかというてんです。
もちろんどんな建物でも小さなヒビが入っていることはあるものですが、小さなヒビはさほど問題ではありません。
このてんで問題となるのは指がすっぽりと入ってしまうような大きなヒビです。
この場合は地盤に問題があるかもしれず、均等な地盤沈下ではなく、イレギュラーな地盤沈下によって建物が損傷してしまうリスクを負っている可能性があります。
こういった物件は敬遠するのが賢明といえるでしょう。
ところで木造アパートなどでチェックすべきてんもあります。
もちろんアパートだけでなく、戸建住居などでもいえることですが、天井を見たときに雨漏りの形跡がないかどうかをチェックしてみることができます。
大東建託のトレファク引越サービスならば引越料金をかなり軽減できる
引越しとなる、お金と時間がかかります。
とくに費用となると荷物の量や引越す時期にもよりますが、かなりの費用になることがあります。
そこでなんとか引越し費用を抑えようと、引越の割引サービスを利用したり、引越の閑散な料金の安い時期を選んで引越すなどの工夫をすることも少なくないと思います。
そのようななか、場合によったら引越しによって収入が得られるかもしれないというサービスが賃貸住宅最大手の大東建託によって行われることが明らかになりました。
大東建託のニュースリリース2019/6/14の「大東建託グループ トレジャー・ファクトリーと業務提携 『引越』+『買取』 をワンストップで提供する「トレファク引越」サービス提供開始」によると
大東建託株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小林克満)のグループ会社、大東建託リーシング株式会社 (本社:東京都港区、代表取締役社長:守義浩)は、6月13日より、引越サービス「トレファク引越」を運営する株式会社 トレジャー・ファクトリー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:野坂英吾)と業務提携しました。 この業務提携により、大東建託リーシングで入居のご契約をいただいたお客様は、トレジャー・ファクトリーが提供する「ト レファク引越」を通常よりお得な料金で利用することができます。
tfhikkoshi_teikei_0613.pdf (kentaku.co.jp)
トレファク【トレジャーファクトリー】公式サイト 総合リサイクルショップ|家具・家電の買取・販売 (treasure-f.com)
と報じました。

大東建託設計施工管理のアパート。
日本最大の大家のUR都市機構 昔は大家の味方が今は民業圧迫との批評も
都市再生機構について聞かれたことがあるでしょうか。
一言で言うならば賃貸住宅を建てる人を応援する制度で地主にとってはありがたい存在でしたが、今は日本で最大のいわゆる大家さんです。
UR都市機構としても知られ、昔は都市基盤整備公団と呼ばれていた公団です。
都市再生機構とは
デジタル大辞泉によると
平成16年(2004)都市基盤整備公団、地域振興整備公団の地方都市開発整備部門ほかが統合して設立された独立行政法人。独立行政法人都市再生機構法に基づく。都市基盤整備公団から継承した賃貸住宅等の管理や住環境、市街地の整備・改善、被災地復興事業、都市防災機能強化などを主な業務とする。UR都市機構。
都市再生機構とは – コトバンク (kotobank.jp)
と書かれています。
独立行政法人なので、公的な機関であり、そのてんでは安心です。
またUR都市機構とも呼ばれ、UR都市機構といえば最近、有力政治家との不適当な繋がりが問題になった機構でもありますが、公的な機関なので、潰れることはまずないでしょう。
昔は都市再生機構の民賃制度を利用して土地活用を行ってきた地主さんも多くいらしゃったと思いますが、残念ながら今は民賃制度は廃止されました。
