円安が進む根拠の1つが日本の人口減少 なぜ人口減少が?
以前の記事で、ソニー生命の営業担当者が来られて金融や投資についての話を聞いたことについて書いたことがあります。
の記事ですが。
この記事においては、ソニー生命が扱っている世界株式ファンドのリターンがすごいということについて書きました。
今回は、さらにソニー生命担当者の金融についての話についてですが、次のテーマは今後の外国為替がどうなるかという話です。
つまりは円安になるか円高になるかというテーマです。
筆者個人のこれまでの考えは、どちらかといえばこれまでの日銀の市場介入というと、多くの場合、円売り介入が多かったので、今後も円高にぶれやすいのではないかという意見を述べました。
すると担当者いわく
「社内などで為替についての専門家によるレクチャー等を受けるそうですが、専門家の見解は円安が進みやすくなります」
とのこと。
その根拠はというと
「人口減少が円安の根拠になる」
んだそうです。
えっと思いましたが、確かに今は人口減少が進んでいます。
しかも高齢者人口はあまり減らなくても、若年層の人口が大きく減っていきます。
ということは労働者人口が急速に減る可能性があり、労働者人口が減るということはモノの生産量が減少していくことになります。
一方で主要な経済大国であるアメリカや中国は今後も現在の人口を維持していくといわれています。
ということはモノの生産量において、アメリカと日本の差がどんどんと開くことになり、今は貿易黒字の日本もやがては貿易赤字国へと変化していくことになります。
貿易黒字の間は、円高圧力がかかりやすい状態ですが、貿易赤字へと転じると、今度は円安圧力がかかりやすくなっていきます。
ということで長期的には円安にぶれやすくなるというのです。
それならば資産運用は外貨建てが有利になるのではということになるわけですが、ソニー生命の担当者はそこで
外貨建ての生命保険
がありますよと提案してこられました。
断りましたが。
ところで円安が進むことはマンションオーナーにとってはデメリットが多いように思います。
まず建築資材等が値上がりしていきます。
さらに円安により物価が上昇するならば、金利も上がっていくかもしれません。
それにともなって家賃も上がればいいのですが、おそらくはなかなか家賃を上げるのは難しいでしょう。
マンションオーナーは今後は円安対策も考えなければならないのかもしれません。
sonylife.co.jpソニー生命