賃貸住宅最大手の大東建託のメインバンクは三井住友銀行
先日、母のもとに三井住友海上から電話がありました。
どうやら亡くなった父に電話をかけてきたようなのですが、マンションにかけている保険が満期を迎えるとの内容だったようです。
父もマンション経営を始めたころは、おそらくは大東建託の勧めで三井住友海上の損害保険に加入していたのですが、亡くなる数年前に、大東建託の営業支店から損保ジャパンの損害保険に変えるようにと提案され損保ジャパンの保険に加入し、私もそれを引き継いでいたので、三井住友海上の損害保険はとっくに解約していたと思っていたのですが、解約していなかったようです。
それで2つの損害保険に加入しても、あまり意味がないように思いますので、三井住友海上の損害保険はこのたびは解約することになるでしょう。
ところで話が変わり大手の建設会社にはメインバンクがあるものです。
例えば、あの積水ハウスは昔は三和銀行(現三菱UFJ銀行)がメインバンクでしたし、大京(ライオンズマンション)も確か三和銀行がメインバンクだったと思います。
では
大東建託はというと、三井住友銀行です。
というかもともとは、さくら銀行との取引があったようなのですが、さくら銀行が住友銀行と合併したために三井住友銀行がメインバンクになっています。
ですから三井住友銀行がメインバンクですから、三井住友海上ともつながりがあります。
例えば大東建託パートナーズがオーナーに提供しているワランティサービスですが、三井住友海上と提携してサービスの提供を行っています。
ところで大東建託支店がなぜ、マンションオーナーであった父に損害保険を三井住友海上から損保ジャパンへと変えるようにと提案したのは、ちょっと謎です。
どうも父だけでなく他の大東オーナーさんも同じような提案を受け、損保ジャパンに加入したようです。
それだけメインバンクに経営が依存していないという強い企業の証なのかもしれません。
もちろん大東オーナーさんの場合は、三井住友銀行からはアパートローンを借りやすいという事もあるようで、大東建託と三井住友銀行との関係を意識したほうがよさそうです。