マンションも10年を超えるとエアコン故障が相次ぐ
筆者は小規模ながらマンションオーナーをやっています。
建物管理は大東建託パートナーズが行っています。
ところで先日のことですが、入居者が退去された後に、お部屋にクリーニングなどの原状回復作業が行われたわけですが、それからしばらくして、そのお部屋のエアコンの交換工事が行われていました。
この時に、エアコン工事を行っている作業員に近づいて、「エアコンが壊れていたのですか」と尋ねてみると、「壊れたわけではないが、もうかなり長く使用されていたので交換しているんです」とのことでした。
たしかにもう筆者のマンションも竣工から10年超になっていて、この前の夏も入居者さんの申告で、エアコンの交換工事が行われた、お部屋もありました。
以前のことですが、大東建託パートナーズの担当者が、「建物も10年が超えるてくると、ぼちぼちエアコンや給湯器などの建物設備が故障したり壊れたりします」と言っておられましたが、まさにそのとおりになっています。
ところで、エアコンや給湯器などの建物設備の修繕や交換工事は入居者からの修繕や交換をしてほしいとの申告があって初めて行われるものと思っていましたが、今回のように入居者が退去してから原状回復工事の一環として行われることがあるんだなあと思いました。
ちなみに、竣工時のエアコンのメーカーは富士通製でした。
しかし今回の新しいエアコンは日立製でした。
大東建託パートナーズの場合は、富士通や日立、その他の大手のエアコンメーカーを競合させてコストダウンさせるために、エアコンの発注先を変えるんだそうです。
大手エアコンメーカーとしても大東建託グループは大口顧客で、失いたくない顧客なので、通常よりも安い価格で取引せざるをえないのかもしれません。
ところで通常ならば、1Kのお部屋のエアコンの交換工事でも6万円から10万円ぐらいかかると思いますが、エアコンそのものは大家さんのものなので、大家さんが費用負担しなければならないのですが、しかし大東建託グループの大家さんで、大東建託とフルパッケージプランで契約している場合は、大家さんの費用負担はありません。
また大東建託とスタンダードプランで契約してる場合も、大東ワランティサービスに加入しているならば大家さんの費用負担にならない場合があります。
筆者の場合は、後者ですが、大東建託パートナーズから修繕費用についての連絡がありませんでしたので、今回は費用負担はありませんでした。
いずれにしても建物は竣工から10年を超えると、エアコンや給湯器の設備が故障しやすくなるようです。
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