RCよりも安い木造のアパート デメリットがあるとすれば?
2010年当時ですが、当時は大東建託設計施工の物件は、筆者の周辺エリアではRC造りで4階建てマンションが2,3棟竣工されましたが、しかし近年ではいい部屋ネットの大東建託の新しい物件といえば、木造アパートが主流となっています。
というか筆者の周辺エリアでは、いい部屋ネットの大東建託の新しい物件はすべて木造アパートです。
高さは3階までの木造アパートですが、この種のアパートだとエレベーターを設置する必要もありません、給水のためのポンプを設置する必要もありません。
ですから初期費用もかなり抑えることができますし、エレベーターや給水や増圧ポンプがない分、維持管理コストも抑えることができ、賃貸住宅経営に優しい物件ともいえるかもしれません。
ところでなぜ木造アパートに人気があるのでしょうか?
それは木造だと
建築費が安くて済むからです。
ニュースイッチ2018年6月26日の「ハウスメーカー大手、「木造住宅」相次ぎ投入のワケ」という記事には
少子高齢化により新設住宅着工戸数が減少傾向にある一方で、人件費や材料の高騰などを受け住宅価格は上昇している。そうした環境下で複数の住宅メーカーが新たな市場を掘り起こすべく、若年層に着目。一次取得者(初めて住宅を購入する世帯)の獲得に向け、主力のプレハブ住宅よりも安い普及価格帯の木造住宅商品を相次ぎ投入している。
と述べていて、住宅価格が上昇しているなか安い木造住宅にハウスメーカーが力を入れているとのことです。
もちろん、このニュース記事でいう住宅とは戸建て住宅のことですが、賃貸住宅でも同じことがいえるでしょう。
人件費が当分は高止まりしそうななか、木造住宅の人気は続きそうです。
ところで人気のある木造ですがデメリットもあります。
そのデメリットとは
耐久性が弱いというてんがあります。
ですから建物メンテナスをしっかりと行っていかなれば、劣化が進みます。
さらにシロアリ対策を行う必要が生じることもあるでしょう。
また火災保険料が高くつく場合があります。
火災に弱いということで、保険料も高くなります。
他にも台風などの自然災害に弱いというてんもあります。
ですから木造の物件を持つ場合はこれらのデメリットを認識しておく必要があるでしょう。