小規模マンションオーナーの日記


10月 28, 2023

マンションオーナーにとっても物価高騰は悩みの種


2020年に始まったコロナショックから、何年かが経過しました。

コロナそのものは完全には収束しませんが、最近はコロナとの共存という風潮が広まり、感染対策をしながらもコロナ前と同じような生活を送るようになっている方も少ないようです。

 

しかしコロナ前になかったような問題も生じています。

例えば世界的なインフレなどがそうですが、世界的にモノの供給不足でモノの価格が上昇しています。

アパート画像

大東建託パートナーズ管理のアパート。

このてんで建設会社を直撃している事柄について以前に書いた記事には

最近になって住宅木材価格が急騰しているようです。・・ それは ・住宅ローン金利の低下やテレワークの浸透により、アメリカの住宅需要が拡大したこと。 ・コンテナ不足や貨物船の減便も、木材の供給網が停滞を余儀なくされたこと。 が上げられています。

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とあるように木材価格の高騰が問題になっているとのことですが、いまだに高止まり状態で建設会社を悩ませているようです。

ウッドショックとも言われています。

 

ところで最近、大東建託パートナーズの担当者が話されていた事柄ですが、最近はアパートやマンションの設備の修繕のための部品などの不足傾向にあるとのことです。

例えば集合住宅共用部分のLED照明器具なども調達が難しいこともあるようで、大変だとのことでした。

ということは、例えばエアコンなどで修繕が必要になっても、部品が調達できないために、なかなか修繕ができないということも生じえるかもしれません。

 

そして大東建託パートナーズのような、調達力のある大手の会社でも、そのような状態ですから、中小の不動産管理会社は、もっと大変かもしれません。

 

コロナショックが始まった当初も、なんともいえない不安を感じることがありましたが、コロナとの共存が定着しつつある今は、そのコロナの後遺症ともいえるモノ不足が事業者にとっては、なんとも言えない不安要素になってしまっているようです。

いつまでインフレが続くのかはわかりませんが、供給が正常に戻ることを願うばかりといったところでしょう。

 

どうなったウッドショック;価格の高止まりが需要を抑制?|その他の研究・分析レポート|経済産業省 (meti.go.jp)