マンションの解体費用は高額 タワマンになると驚くほど高額に?
鉄筋コンクリートマンションのいいところは、寿命が木造のアパートよりもはるかに長いというてんがあります。
メンテナンスが適切に行われているならば、50~100年以上もつとも言われています。
しかしマンションの場合、鉄が錆びてくるならば寿命になり、寿命がくれば建物を解体するしかありません。
そしてこの場合の解体費用は、目安としてはファミリータイプのマンションの場合、1戸あたり数百万円になると言われています。
ということは1戸あたり250万円とすると、50戸のマンションだと、解体費用は250×50=12500つまりは1億2500万円という高額になります。
この高額な解体費用をマンションの区分所有者で負担しなければなりません。
もちろん解体するほどに建物が老朽化している時に区分所有者が50戸で50人いるとは限りません。
おそらくは所有者のいない部屋も幾らかあるのでないかと思われます。
なので1人あたりの解体費用の負担額はかなりの額になる可能性があります。
ところでマンションが賃貸マンションでマンションオーナーがいるならば、解体のさいはマンションオーナーが解体費用をすべて負担することになります。
ですからマンションを建て替えるとしても解体費用のことも十分に計算に入れておかなければなりません。
ところでタワマンとなると、解体費用はどれぐらいになるのでしょうか。
実際のところ日本では今のところタワマンの解体事例はないようです。
福岡のタワマンが近いうちに解体される予定ぐらいのようです。
しかしタワマンにも寿命があり、いずれは解体されることになります。
このてんでZAKZAK2021/8/2の榊敦司さんの「偽装免震ゴムを使ったタワマン解体の怪 初の事例に工法や費用に注目 」という記事によると
現状、通常の板状型マンションを解体する費用も1戸当たり数百万円。タワマンなら、それが1000万円近くとも言われる。
引用:【マンション業界の秘密】偽装免震ゴムを使ったタワマン解体の怪 初の事例に工法や費用に注目 (2/2ページ) – zakzak:夕刊フジ公式サイト
と書かれていて、1戸あたりの解体費用は1000万円近くになるんだそうです。
タワマンの場合、修繕費用にも通常のマンションよりも高額になり、しかも解体費用も・・となると、やはりお金に余裕がない一般庶民が住むような場所ではないように思われます。