小規模マンションオーナーの日記


10月 08, 2023

空室を早く解消したい時の特効薬はやはり家賃を安くすることだった


最近、筆者の所有マンションの入居者募集をしていたお部屋に、入居申込がありました。

まだ退去後の原状回復工事が完了していませんでしたので、入居申込者はお部屋の内覧することなく、入居申込をしたことになります。

ところで昨年も同じような時期に退去があり、入居者募集を行ったのですが、なかなか入居者が決まりませんでした。

昨年は3月下旬ぐらいから入居者募集が始まりましたが、入居者が決まったのは、11月ごろでした。

なぜ昨年はなかなか決まらなかったのか、思い返してみると、入居者募集家賃が安くなかったからです。

当初は66000円で始まり、その後65000円に下がりました。

そしてそれでも決まらないので、62000円まで下がりました。

しかしそれでも決まらないので、59000円まで下がったのですが、ここまで下がった時に、すぐに入居者が決まりました。(さすがにここまで下がるとオーナーの私もショックを受けましたが)

それにしてもここまで下がると、コストパフォーマンスのてんで、良過ぎてしまうのか、すぐに入居者が決まってしまうのです。

ところでこれは昨年のことで、今回のケースに戻しますが、今回の入居者募集部屋は前述と同レベルのお部屋です。

ただ角部屋ということあってか、入居者募集家賃は前述よりも1000円高い60000円でスタートしました。

竣工して数カ月になるワンルームマンション。まだまだ空室が多い。

それにしても先回の入居者の入居家賃が63000円だったので、それと同じ募集家賃にしてほしかったのですが、60000円スタートです。

3000円も下がってのスタートにまたまたショックを受けましたが、しかし今回も直感的には、コストパフォーマンスでは優れた募集家賃だったので、入居者はすぐにでも決まるのではないかと思っていました。

そしてやはり原状回復工事が完了していない時点で、入居者申込が入りました。

このことから、どうしても空室を埋めたいために行える即効性の手法は募集家賃を

コストパフォーマンス

のあるものにするべきだということが、よくわかりました。

つまりは入居者募集家賃は周辺エリアの家賃相場よりも数千円安くするならば、入居者は決まりやすくなるのです。

もちろん家賃が安くなれば家賃収入も、同じように下がることになります。

オーナーとしては空室は望みませんが、しかし家賃が下がっていくのも辛い事柄です。

 

家賃を下げて募集することを、なぜオーナーが嫌がるのか – 公益社団法人 全日本不動産協会 (zennichi.or.jp)