アパートやマンションの実際に起きた騒音トラブルのケース
アパートやマンションのトラブルで最も多いのは騒音トラブルだと言われています。
しかもこの騒音トラブル、解決が容易でないと言われています。
とくに騒音に神経質だと、そのことでずっと悩まされることになります。
ときには金銭補償問題へと発展することもあるようです。
これは実際に生じたケースですが、マンション1階に新聞販売店が開業しました。
新聞販売店というと夜中の2時~4時ごろにかけて朝刊配達のために、多少騒がしくなることがあります。
ところでこのマンションの上階には、新聞販売店には、ついてないことに反社会的勢力の組織に属する人が住んでいました。
するとその方、新聞販売店に早朝の騒音のことで、案の定クレームを言ってきて、そのための補償として金銭を要求してきたそうです。
結局その新聞販売店、他の場所に移転したようですが。
もちろん騒音トラブルで金銭を要求するとは、よほどの悪党と言わざるをえません。
ところでそれとは別に知人夫婦が引越しました。
この夫婦、2月ごろに引越してきて、12月ごろに引越したので、1年もせずに引越すことになります。
これはきっと何か住居のことで、なんらかの不満があったに違いないと思い、なぜ引越すことにしたのか尋ねてみました。
すると意外のことがわかりました。
その同じRCマンションに住むある方が熱心な仏教徒で頻繁に呪文を唱えるんだそうです。
たまにならまだしも本当に頻繁なんだそうです。
その
呪文を唱えるのがうるさい
ので引越すことにしたんだそうです。
そういうこともあるのかと思いました。
それにしても日本は信教の自由が保証されていますので、宗教活動をやめさせるわけにはいきません。
しかもこれほど熱心にしている人にクレームを言っても、どれだけ改善されるでしょうか。
賃貸住宅の契約の特約に迷惑になるような呪文を唱えてはいけないという条項を加えたということなど聞いたこともありません。
そこで諦めて引越すことにしたそうです。
しかしこれだけは住んでみないとわからないことだったので、ついてなかったとしか言いようがありません。
結局は引越しに伴う費用と手間を犠牲にすることになりますが、次の引越先では平穏な生活を送ることができるよう願うばかりです。
追記:賃貸住宅暮らしで生じ得る騒音トラブルですが、アットホームのウエブサイトには
騒音トラブルが発生したときに真っ先に相談する相手は「管理会社」です。
トラブルが生じたら、まずは貸主や管理会社に相談しましょう。・・
また、騒音トラブルは早く注意し常習化させないことが重要です。
例えば、夜中に隣住戸で飲み会の大騒ぎがあったときは、次の日には管理会社に伝え、早い段階で注意をしてもらうことがおすすめです。
賃貸物件の騒音トラブルの対処法とトラブルを避ける物件探しのコツは?|トラブル|賃貸完全マニュアル|アットホーム (athome.co.jp)
と書かれています。
このように対処策としては、この場合は、騒音先の住人に直接苦情を言うよりも、とにかく
管理会社
にその旨を伝えるのが最善のようです。
しかもぐずぐずせずに、迅速に伝えて、常習化させないようにすることが肝心のようです。
管理会社も騒音トラブルの対処については、迅速に行ってくれることでしょう。