三田市 昔は人口激増エリアだったのが今は減少の市に なぜ?
兵庫県に三田市がありますが、今から数十年前に人口が爆発的に増えた街です。
なぜ当時、爆発的に増えたかというと、大阪から三田までのJRの宝塚線が電化され、通勤電車も増発され、1時間程度で、大阪までの通勤が可能になったからです。
この当時、阪神地区に住む多くの方が、開発中の三田のマンションや戸建て住宅に、どんどんと移り住んでいったものです。
このてんについてウィペデイアにも以下のように書かれています。
1985年10月1日の調査まで3万人台で推移していた。しかし、大阪のベッドタウンとして、北摂三田ニュータウン開発が始まったことにより、人口が急激に増加し、1985年に4万人、1990年に6万人、1991年に7万人、1993年に8万人、1996年には10万人を突破し、右肩上がりに急激に増加し、兵庫県はおろか10年連続日本一の人口増加率を記録した
と書かれています。
しかし今はというと上記にウィキペデイアによると
人口が約11万5000人になった。その後は微減している
と書かれており、もはや人気の街ではなくなり、人口も微減状態となっています。
そもそもなぜ昔は人気のあったベッドタウンが、今では人気がないのでしょうか。
様々な理由が考えられますが、その理由がZAKZAKの2020/1/27の榊敦司さんの「マンション業界の秘密」の記事に指摘されています。
その記事によると
最近では奥さんも都心の職場でバリバリと仕事をこなすキャリア志向になってきた。通勤に時間がかかる郊外は避けられてしまう。
【マンション業界の秘密】郊外の新築マンションが“リーマン級”の販売不振 流れが読めないデベロッパーは淘汰される (1/2ページ) – zakzak:夕刊フジ公式サイト
と書かれています。
つまりは女性の社会進出、キャリア志向で、通勤時間のかかるベットタウンは敬遠されるようになったというのです。
なるほどと思いました。
女性は男性よりも、体力がなく仕事で疲れやすものです。
そこで通勤時間が長いとなると大変というわけで、最近では都心回帰になっているというのです。
ということは社会のそのような潮流が変わらないかぎりは、通勤にとても便利なエリア人気が続くということになるのはないでしょうか。
ということは賃貸住宅も、できるだけそのようなエリアで行うのが良いということになるのでしょう。